ホテル雅叙園東京は12月2日〜24日と2024年1月1日〜14日の期間、東京都指定有形文化財「百段階段」にて「懐かしく新しい"レトロ"を旅する 古今東西ニッポンの風景」を開催する。
同企画は、"ニッポンの風景"がテーマ。1935(昭和10)年築のレトロ建築を舞台に、その土地ならではの民芸品や食、想像上の旅先の風景など、日本各地や時代を旅する作品が楽しめる展示を行う。
イラスト作品は、中村杏子氏による郷愁的な商店街やお土産物のイラストや、はらわたちゅん子氏によるカラフルなネオンで描かれたインスタレーションアートなどが見どころとなっている。
民芸品には、東北6県の伝統こけしを解説した佐々木一澄氏の著書「こけし図譜」による様々な表情のこけしイラスト原画とともに、約200体のこけしが登場。
さらに、文筆家・甲斐みのり氏がパンを紹介する書籍「日本全国 地元パン」のパネル、同氏が蒐集(しゅうしゅう)した全国のパンの袋の展示も行う。
入場券は、昭和期に発行していた観光案内「目黒雅叙園の栞」の表紙と裏表紙をモチーフにした絵葉書2枚付きの「レトロ絵葉書付チケット」(1,700円)や、少人数で楽しめるスペシャルツアーとして案内する「ギャラリートーク付チケット」(2,500円)を用意。いずれもオンライン限定での取り扱いとなる。