古材の収集と販売を目的とした全国5社からなる「古材日和グループ」と東急電鉄は、東急線の駅改修工事などで発生する古材の再循環を図るため、池上線池上駅の木造旧駅舎の古材を販売する実証実験を11月から開始すると発表した。
池上駅改良工事で出た旧駅舎の古材を「古材日和グループ」の工場で駅舎の塗装や風合いを残した商品として加工し、「ステーションウッド」という商品名で販売する。
この取組みにより、池上駅改良で確保した古材の40%を再流通させることとなり、東急電鉄がこれまでに取り組んできた「みんなのえきもくプロジェクト」などの活動と合わせ、同駅改良で確保したすべての古材を再循環させられるという。
「ステーションウッド」は「古材日和グループ」の東京ショールーム兼ショップと同グループ全国各店、「古材日和グループ」販売サイトにて取り扱う。