舞台『けものフレンズ おおきなみみとちいさなきせき Re:JAPARI STAGE!』が10月31日まで上演されている。20日には、キャストが勢ぞろいした開幕直前舞台あいさつが行われた。

  • 『けものフレンズ おおきなみみとちいさなきせき Re:JAPARI STAGE!』

『けものフレンズ』は、『ケロロ軍曹』の吉崎観音がコンセプトデザインを手がけ、コミック、ゲーム、アニメなど各メディアで展開されているメディアミックスプロジェクト。舞台版は、オリジナルストーリーとして2017年6月に初演され、2018年11月には第2弾となる舞台「『けものフレンズ』2~ゆきふるよるのけものたち~」、2019年10月には第3弾として総勢20のフレンズが登場する舞台けものフレンズ「JAPARI STAGE!」を上演した。4年ぶりとなる今回は、第3弾として上演した舞台『けものフレンズ「JAPARI STAGE!』のリニューアル版として新キャストを交えて上演される。

今回、登壇したのはオオミミギツネ役・相楽伊織、タヌキ役・加藤里保菜、ホワイトタイガー役・野口真緒、ケツァール役・森田涼花、ヒクイドリ役・脇あかり、ブタ役・佐藤遥、ハブ役・相澤瑠香、ヘビクイワシ役・稲岡志織、ブラックジャガー役・岡田帆乃佳、ヒツジ役・片瀬成美役・ハシビロコウ役・金沢友花、キンシコウ役・黒木美佑、アムールトラ役・中野郁海、アミメキリン役・仲原ちえ、ハシブトガラス役・雛形羽衣、シベリアンハスキー役・福井夏、アフリカゾウ役・水谷彩咲、オオタカ役・平田裕香。

キャスト陣がゲネプロ前に登壇し、それぞれ意気込みを語った。水谷は自身の役になぞらえ「待ってるゾウ」とコメント。今回初登場の岡田は「楽しんで演じる」と意気込む。

黒木は「毎日楽しくネタ合わせをしています。キンシコウはタヌキと仲が良いので、毎日違うキンシコウとタヌキを楽しんでいただければ」、仲原は「キリンは背が高いですが、私もキャストの中で背が高いのでダンスをがんばります」とコメント。

金沢は「みなさまからじーっと観てもらえるように頑張ります」、稲岡は「千秋楽まで駆け抜けます」、雛形は「格好良いカラスを演じられるように」とそれぞれ語っていく。

印象的だったのは、ヒツジ役の片瀬。「ヒツジらしくほわほわがんばりたいと思います。公演が終わったらジンギスカンとラムしゃぶを食べに行きます!」と笑顔で語った。また、ハブ役の相澤は、「ひとりだけ洞穴の中で生活をしていて、耳もなくて、種類が違うけものですけど、愛らしいハブを演じていけたら」とコメントを残した。

そして最後にオオミミギツネ役の相楽が「期待に応えられるように、観に来てくれるみなさんんが元気になってくれる舞台を作っていきたいと思います!」と元気よく語り、締めくくった。

(C)岩田えり(C)avex(C)けものフレンズプロジェクト