福岡、熊本、大分3県を舞台に開催中の国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2023」は10月9日、大分県日田市内の約129キロを走る「大分ステージ」が行われ、閉幕した。各ステージのタイム合計を競う個人総合優勝は、アスタナ・カザクスタン(カザフスタン)のアンドレイ・ゼイツ。記録は計9時間13分30秒だった。大分ステージは、ARAスキップ・キャピタル(オーストラリア)のデクラン・トレザイスが2時間57分32秒で制した。

  • 大分ステージを制したARAスキップ・キャピタルのデクラン・トレザイス(撮影・軸丸雅訓)

国内勢では、各ステージの順位とスプリント地点の通過順の合計点「ポイント賞」を児島直樹(チームブリヂストンサイクリング)=福岡県みやま市出身=が獲得した。

初開催となった大会は10月6~9日、合計400キロ超の九州路を駆け抜け、国内外18チーム103選手が参加。来年も開催を予定している。