紀文食品はこのほど、「紀文・主要7地域 家庭の鍋料理調査」の調査結果を発表した。調査は8月18日~22日、主要7地域(北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県)の20代~50代以上の主婦1,400人(男女地域均等割付)を対象にWebで行われた。

  • 鍋料理の喫食回数/好きな鍋料理

    鍋料理の喫食回数/好きな鍋料理

1カ月あたりの鍋料理の喫食回数を教えてもらったところ、全体では月7.70回という結果に。エリア別では、「大阪府」が最多の月8.69回、次いで「広島県」(月8.47回)、「東京都」(月8.09回)と続き、最も喫食回数が少なかったのは「北海道」で月6.49回という結果に。

また、好きな鍋料理を聞くと、1位「すき焼き」(64.9%)、2位「しゃぶしゃぶ」(64.8%)、3位「おでん」(61.1%)となった。

人気の鍋料理、25年連続「おでん」が1位に

  • 鍋料理喫食率(エリア別)

    鍋料理喫食率(エリア別)

一方、昨年の秋冬(主に令和4年9月〜令和5年2月の間)に食べた鍋料理について聞いたところ、25年連続で「おでん」(56.9%)が1位に。以下、2位「すき焼き」(48.1%)、3位「キムチ鍋」(44.0%)、4位「寄せ鍋」(42.8%)、5位「しゃぶしゃぶ」(42.1%)という結果に。

エリア別にみると、全エリアで「おでん」が1位に。続く2位は、北海道は「しゃぶしゃぶ」、東京都は「キムチ鍋」だったが、それ以外の5エリアでは「すき焼き」が2位にランクイン。また、全エリアにおいて「おでん」に続き、「キムチ鍋」「すき焼き」「寄せ鍋」「しゃぶしゃぶ」が概ね2位〜5位にランクインする結果となった。

好きなおでん種ランキング1位は「大根」

  • 好きなおでん種(エリア別)

    好きなおでん種(エリア別)

次に、喫食率不動の1位である「おでん」について調査を行った。昨年の秋冬(主に令和4年9月〜令和5年2月の間)に食べたおでんの喫食回数は、全体で月3.09回。

好きなおでん種を教えてもらったところ、1位「大根」、2位「玉子」、3位「餅入り巾着」、4位「はんぺん」、5位「ちくわ」という結果に。エリア別にみると、全7エリアで「大根」が1位に、「玉子」が2位〜3位にランクイン。また、北海道~愛知県では「はんぺん」が4位までにランクインするも、大阪から西エリアではトップ10圏外に。代わりに、大阪府~福岡県では「牛すじ」や「厚揚げ」がトップ5までにランクインした。

さらに、各エリアの特徴としては、北海道では「ロールキャベツ」、宮城県は「がんもどき・ひりゅうず」、東京都は「ちくわぶ」、大阪府は「ごぼう巻」、広島県では「じゃがいも」がトップ10入りとなった。