JR北海道は、11月24日に鉄道ファン向けのイベント「苗穂工場1日見学ツアー」、11月11日に函館駅構内留置線で初めて開催する撮影会「車両撮影会in函館」について発表した。ともに「JRE MALL」で事前の申込みが必要となる。

  • 「キハ281-901号」車両イメージ(JR北海道提供)

「苗穂工場1日見学ツアー」は、車両メンテナンスに携わる現場「苗穂工場」の操業日に、参加人数を限定して行われる特別見学ツアー。昨年好評だったピットから気動車の床下見学や、20トンクレーン2基による車両吊上げ等に加え、試運転車両(中間車)への乗車体験、苗穂工場食堂での昼食(社員に人気の「日替定食」)、昨年引退した「キハ281-901号」車両の展示・客室内見学も実施する。

11月24日の9時30分から15時30分まで、JR北海道苗穂工場(札幌市東区)で開催。申込みは10月12日12時から「JRE MALL」内ショップ「JR北海道」の商品ページにて、18歳以上を対象に50名を受け付ける。参加費は4万円。参加者にはツアー開催を記念したオリジナル缶バッジとJR北海道オリジナルグッズ(ボールペン・クリアファイル)をプレゼントする。

  • JR北海道苗穂工場全景イメージ(JR北海道提供)

  • 苗穂工場見学ツアー(2022年実施時)の様子(JR北海道提供)

  • 気動車床下見学のイメージ(JR北海道提供)

「車両撮影会 in 函館」は、普段入ることのできない函館駅構内留置線で初めて開催する撮影会。「両用(双頭)連結器」を装備したディーゼル機関車DE10形をはじめ、キハ40形、キハ150形、キハ261系1000番代、733系1000番代を展示する。

展示車両へのヘッドマークの装着や、愛称表示幕の切替えも行われる。DE10形には寝台特急「エルム」のヘッドマーク、キハ40形にはキハ27形気動車に装着していた快速「ミッドナイト」のヘッドマークを装着。キハ261系1000番代は愛称表示幕の常時切替え(回送・試運転など全13種類)を行う。他の展示車両も、サボや普段表示されない行先字幕の表示を予定している。

11月11日に午前コース(9時30分から12時まで)・午後コース(13時30分から16時まで)を函館駅構内で開催(受付は函館駅改札前)。申込みは10月11日12時から、「JRE MALL」内ショップ「JR北海道」商品ページにて、18歳以上を対象に各コース30名を受け付ける。参加費は1万5,000円。参加者には撮影会開催を記念したオリジナル缶バッジとJR北海道オリジナルグッズ(ボールペン・クリアファイル)をプレゼントする。