歌手・竹内まりやの未発表カバー曲をモチーフにしたオリジナルドラマ『Tokyo Woman』が、フジテレビで11月6日~9日(24:25~)に4夜連続で放送される。

  • (左から)佐津川愛美、鈴木仁、りょう

「Tokyo Woman」は、竹内自身がたびたびレコーディングで共演を果たしている伝説的バンド・BOXが2012年にリリースしたアルバムの収録曲。劇中で主題歌として流れる竹内まりや版では、竹内の歌唱とBOXの演奏が力強いハーモニーを奏でている。

嶋田うれ葉氏の脚本、古澤健氏の演出によるドラマでは、佐津川愛美が演じる“自分では何も決めてこなかった女”と、りょうが演じる“何もかも自分の思い通りにしてきた女”という環境も年齢も生き方も異なる2人が、とある出来事をきっかけに東京という未知の街で出会い、いつしか友情にも似た関係を築き互いに成長していく物語を描く。「明日も生きよう」「うまくいかなくてもリスタートしよう」と人生に活力を与えるメッセージが込められている。

佐津川が演じる宮田真紀子(30)は、富山で働く介護士。周囲に流されるまま就職、結婚を決め、なにひとつ自分の欲しいものが分かっていない。しかし、ひょんなことから運命の歯車は動き出す。彼女は突然、強盗犯から3000万円の入ったボストンバッグを渡される。この思わぬ出来事を機に、“テラコ”ことりょう演じる寺内加奈子(50)と出会い、“東京”という街を舞台に自身の心、そして人生に向き合いはじめる。

寺内は、ビジネス誌にも特集されるほどのキャリアを持つOL。実は息子がいるが、その事実をひた隠しにしている。職場では、パワハラで告発されるが「時代が悪い」と強気で、自身のやり方に妄信しているタイプ。しかし、真紀子との出会いを通して、異なる価値観を教えられ、自身を省みるようになっていく。

そんな2人の人生に関わりを持って登場するのが、鈴木仁演じる笠井俊介(26)。自由奔放な風来坊で無責任な性格のフリーターで、真紀子との出会いや加奈子との関係性の中で、その性格を徐々に変化させていくが、“ある秘密”を打ち明けられずにいる。

その他、コント師・漫才師として活躍するトリオ芸人・トンツカタンの森本晋太郎、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にも出演中の馬渕英里何など、個性豊かな面々が脇を固める。

コメントは、以下の通り。

■佐津川愛美 コメント

「流されて生きてきた、と自分で言う真紀子。東京に流れ着いたことで、やっと自分の人生と向き合います。りょうさん演じるテラコとバディのようにお芝居の掛け合いをさせてもらったり、鈴木仁さん演じる俊介と色んな経験をしたりしていると、真紀子っていいなぁ、何だかんだ楽しそうだなぁと思えてきます。自分の人生を生きて楽しみたい、自分で選択していきたいと気付ける物語。ポップでかわいい作品になりそうな予感で、私も完成が楽しみです!」

■りょう コメント

「今を逞(たくま)しく生きる女性たちへ
今を逞(たくま)しく生きたい女性たちへ
したたかに貪欲に しなやかに美しく
たくさん笑って たくさん泣いて
女ってオモシロイ
明日はタフに生きようぜっ!」

■竹内まりや コメント

「大好きなBOXのオリジナル『Tokyo Woman』を彼らの演奏で一緒に歌ったこの曲が、今回すてきなドラマの主題歌になりました!強くしなやかに生きる女性2人のバディ物語。東京という街で出会い共に進んでいく彼女たちの背中を、私の歌で押して元気づけてあげられたらうれしいなと思っています」

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