カンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『さんまのまんま秋SP』(21:00~※「ワールドカップバレー2023 男子 日本vsセルビア」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり)が6日に放送される。
■つんく♂「しゃべらなくても意外と人生なんとかなる」
ハワイ在住のつんく♂が10年ぶりに登場。喉頭がんで声帯を摘出しているため、パソコンやジェスチャーを使ってさんまとコミュニケーションを取る。日本のラジオも聞いているというつんく♂から「おもしろかった」と直接連絡をもらったというエピソードも披露。「歌えない歯がゆさもあるやろ……」と、時折を心配するさんまだが、つんく♂からは「しゃべらなくても意外と人生なんとかなる」という言葉が。「ええこと言うなあ」と感心しつつ、さんまならではの“笑い”でつんく♂を大いに笑わせる。また「これまで携わって、『よっしゃ!』と思った曲はどの曲なんや?」と質問されたつんく♂は、“思い入れのある曲”を発表することに。
■矢口真里、過去のスキャンダル回顧
トークが盛り上がる2人を前に「すごく貴重なお話ばかりで……」と、遠慮してなかなか入れずにいたモーニング娘。OGの保田圭と矢口真里が合流する。さんまから「あの時、めちゃめちゃ迷惑かけたやろ!」と振られた矢口は、「その節は本当に申し訳ございませんでした!」とかつて自身のスキャンダルで迷惑をかけたことをつんく♂に深々と謝罪。当時のことについて、つんく♂が明かしたある言葉に矢口は「あれ!? なんで知ってるんでしょう」と焦ってしまう事態に。さらに「あの時は申し訳なさすぎて、気まずすぎて、つんく♂さんに連絡できなかった……」と、当時の心境を語る。
■保田圭、つんく♂とメンバーの関係明かす
保田は、自身がモーニング娘。だった時代のつんく♂について、「愛情はもちろんたくさんいただいてたんですけど、つんく♂さんはメンバ―との間に線をきっちり引かれていた」と回想。「自分の好みの女性をアイドルとして選ぶのか」と聞かれたつんく♂は、当時音楽プロデューサーとして“意識していたこと”を明かす。さらに矢口が「さんまさんはモーニング娘。で誰が一番好きなんですか?」と質問すると、さんまは当時のモーニング娘。のメンバーで、仲が良かったという人物との関係を語るが、ショックなことが発覚してしまう。
このほか番組には、橋本環奈、藤岡ファミリー(藤岡弘、天翔愛 藤岡真威人 天翔天音)、バスケット男子日本代表 トム・ホーバスHC、富樫勇樹選手、比江島慎選手、馬場雄大選手らが出演する。
■つんく♂&保田圭&矢口真里 コメント
――収録を終えていかがですか?
つんく♂:パソコンやジェスチャーを通しての会話だったので、言いたいことの3割くらいしか言えなかった気がしますが、その分、さんまさんがいっぱい喋ってくださったので、結果良かったのかなと思います。意外とボケとツッコミができていたかなと思います(笑)。
矢口:さんまさんとつんく♂さん、とても貴重なお二人の会話を見せていただきました。一秒たりとも見逃せないと思います。
保田:さんまさんだから、話すことができた内容だったと思います。つんく♂さんからこれまで伺ったことがないようなお話がたくさんありました。「あ、そんな話聞けるんだ」って思いました。
つんく♂:そう? 例えばどんなの?
保田:「メンバーのこと実はどう思ってたの?」とかさんまさんじゃないと、直接ぶつけられなかったと思います。そんな突っ込んで聞いていいのかってところまで聞かれていたので(笑)。
矢口:あと、「2000曲ある中での、つんく♂さん的ベスト3」のお話は初めてお聞きしたので、おお~ってなりましたね。聞けてうれしかったです。
――さんまさんとの久しぶりの共演はいかがでしたか?
つんく♂:僕が青春時代、さんまさんはめっちゃアイドルでしたが、以前と変わらず優しいなと思いました。ツッコミも全部“愛”だからね。さんまさんとしゃべったら、全部浄化されていく感じがしますね。
矢口:あの空間が、幸せな空間すぎて……夢のようでしたね。実は、わたしたちと、つんく♂さんとのバラエティー共演ってこれまでなくって、ドキュメンタリーとかで同じカメラにおさまるくらいでしたから。
つんく♂:初かな?
矢口:そうですね。バラエティとしては、初めてだと思います。あと、台本がないって聞いて、どういう話になるんだろうと思っていたら、あの展開になりました(笑)。本当になんであの時、つんく♂さんに連絡してなかったんだろうって、改めて思いました。とても反省しています。
つんく♂:無理やと思うで。でも、今となっては、青春やん(笑)。
保田:優しい!
――収録でもお話されていましたが、お二人は、つんく♂さんから一度も怒られたことがないとのことでしたね。
保田:そうなんです。
つんく♂:怒れるような立場でもないからね。僕は、ただのバンドマンだったわけで、教育者じゃないし。そんなエライ人間でもない。人間みんな叩けばホコリなんか出てくるもんやから。
矢口:いえいえ……。15歳からこの世界に入って、芸能界の育ての親といっても過言ではないので。いまだに足を向けて寝られないですし、尊敬と崇拝と、師匠と呼ぶことさえ、厚かましいじゃないかというレベルです。本当にお世話になりました。
――今回、秋SPということにちなんで、秋に楽しみにしていることはありますか?
つんく♂:ハワイって、キノコ類がとっても高いんです。だから、ハワイでは特に秋のキノコは宝物ですね。
矢口:私の息子が、今4歳で年少なんですが、もうすぐ初めての運動会がありまして、もう、本当に楽しみなんです。家では踊ってって言っても、まったく踊ってくれないのですが、幼稚園では練習しているようで……。その姿を見たら、きっと涙腺崩壊すると思います(笑)。
保田:秋は美味しいものがいっぱいなので、栗拾いとか、自分たちで取る、味覚狩りを家族と楽しめたらいいなと思います。
――では最後に、番組の見どころ、メッセージをお願いします!
つんく♂:よく僕をトーク番組に呼んでくれたなと思います(笑)。実は、本当は、明日日本に着く予定だったのですが、『さんまのまんま』の出演オファーをいただいたので、日程を早めて日本に到着するように変更したんです。さんまさんに会えると思って、行く行くーって(笑)。ただ、行くって言ったものの大丈夫かな……と。『さんまのまんま』、本当にアンケートも、打ち合わせもなにもなくて……いったいどうなるんだろうと。放送大丈夫かなと…今も思ってます(笑)。
矢口:確かに、何の打ち合わせもありませんでしたね(笑)。私たちもファンの視点で見ていました。お二人の2ショットを見ることができて、とても幸せでした。
保田:ここでしか、聞けないトークだったと思うので、絶対見てほしいです。すごくレアな会話でした。矢口の話は、昔はもう少しボカシて話していたのに(笑)。他の番組では話せないトークがたくさんありました。ぜひご覧ください!