中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』2時間SPが、きょう3日(19:00~)に放送。ゲストに、飯尾和樹(ずん)、波瑠、森田哲矢(さらば青春の光)、王林、後藤威尊(INI)、許豊凡(INI)が出演する。
赤字上等の刺激的な値付けで知られ、あまりの安さに客からも心配されている、愛媛・砥部(とべ)町にある食料販売店「エキサイトスーパー田中」。「トマト(1箱)」が216円、「桃(7個)」で862円と信じられない価格が付いているだけでなく、一部野菜は無料で配られているほか(買い物客限定)、ときには食肉やフルーツなどもお昼過ぎから半額シールが貼られていく。「ギリギリのラインにおるのが一番刺激的。ベストポジション」と社長が語るのもうなずける、攻めに攻めた価格設定が特徴。今年1月にテレビ初取材の模様を、7月には店のリニューアルオープンに密着した模様を放送し、大反響を呼んだ「エキサイトスーパー田中」が、3回目の登場を果たす。
2回目の放送翌日、店には開店前から長蛇の列が。その後も客が減ることなく、放送後5日間での来店者数は驚がくの約1万5,000人。客がどれだけ増えても攻めた価格は変わらず、「ぶどう(1箱)」が108円。また、和牛の販売もスタートし、「和牛のローススライス(180g)」が687円、「ロースステーキ(200g)」が1,080円で販売されており、放送後は昼すぎには完売した。
刺激を追い求めて客に還元する店主の姿勢は、県内企業を中心に様々な小売店やメーカーにも伝播し、ついには協力する会社も現れるように。「同じ愛媛の企業として賛同せざるを得ない。あの熱量は」と、食品メーカーの担当者も、店主の心意気に胸を打たれたという。あらゆるものが値上げされている今日、それでも安売りに挑む理由、そして店主が考える「本当の損」とは……その人生哲学が語られる。
さらに番組では、「エキサイトスーパー田中」にまつわる新たな「オモウマい法則」を発見。現在、調査中だ(※価格は変動する場合あり)。
愛媛・今治市にあるそば屋は、店員が「気をつけてください!」と言いながら料理を配膳する光景が見られる。気をつけなければならない理由は、今にも崩れ落ちそうなほど高く積み上げられた山盛りのざるそば。大サイズは約1.5kgで価格は1,150円、約900gの中サイズで950円、約300gの小サイズで650円だ。
店主が手づかみで限界まで盛っていくそばは、日によって滑りが違い、よく滑る日には運ぶのにも一苦労。ときにはそばが滑らないよう、客に協力してもらうこともある。「ざるそば」は、毎日お店で製麺されるそばを使用していて、昆布・イワシ・カツオ節を使った出汁と特製のたまりしょうゆを合わせたそばつゆでいただく。ほかにも、「肉カレーそば小」が900円、「うな丼+かけそばのセット」も1,450円と、量だけでなく財布に優しいのも特徴となっている。
店を手伝う娘が番組のファンということで、開店以来初めて取材をOKした店主。1日あたり約50kgのそばを調理するため、毎朝3時から11時まで仕込みをする店主。「大盛りが食べ切られるとうれしい」と、客の笑顔のために黙々と仕込みを続けている。
スタッフが、埼玉・茨城・千葉など関東圏の保育園を巡って調査した、新たなオモウマいお店の法則「お子様ランチがおいしい店はオモウマい?」。合計200人の園児たちが教えてくれた店の中から、ひとりの園児があげた「うどんとそばがおいしい」という店へ向かう。千葉県を中心に10店舗を構えるこの店の名物は、ちらし寿司、ネギトロ丼、大トロやいくら、ウニなども入った刺身盛り合わせが3段のタワーで運ばれてくる「海鮮タワー丼」(4,950円)。3段目の盛り合わせを天ぷらに変えることができるほか、2段目のネギトロ丼は、1,078円で追加注文が可能だ。
そして園児が勧めてくれた「お子さまランチ(お子さま めんセット)」は、うどん、ハッシュポテト、唐揚げ、たこさんウインナー、ゼリーに、ドリンクバーが付いたメニュー。価格は驚きの55円だ。採算度外視の値段になっているのは、「(子どもが)一番多感に動く時期だし、お金がかかる。(税抜き)50円だったら、お父さんお母さんが普段食べるよりもいいものが食べられる」という社長の方針から。また「お子様ランチ」以外にも、年に数回会計額が1,000円につき500円の割引券がついてくるセールを開催するほか、料理のインパクトだけでなく、その価格にもなにかと驚きの多い店となっている。