自宅でも手軽に本格派コーヒーを楽しみたい! そんな時は、お湯を注ぐだけのレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーから一歩背伸びして、豆から挽いてみてはいかがでしょうか。自宅でおいしくコーヒーを飲むコツをネスレ日本で聞いてきました。
コーヒーが身近になり、コンビニやインスタントなど手軽に楽しめるようになった昨今。よりおいしいコーヒーを極めるなら、自分で豆から挽いて究極の一杯に挑戦したくなるもの。
今回は、コーヒー生産大国である“コロンビア”で生産されたコーヒー豆を100%使用したシングルオリジンコーヒー「スターバックス コーヒー コロンビア 220g (豆)」を使用して、コーヒーをおいしく作るポイントを伺いました。初心者でも豆からコーヒーを入れることはできるのでしょうか……?
コーヒー豆を挽くために準備するもの
まず準備する道具はこちら。
・コーヒーミル
・ペーパーフィルター
・ドリッパー
・コーヒーサーバー
・ポット
コーヒー豆を挽くコーヒーミルは、手動や電動がありデザインも様々ですが、お気に入りのものを見つけるのがポイントだそう。好きな道具を使うことで、よりコーヒーを入れる時間が楽しめます。
コーヒーの作り方
道具の準備ができたら、ドリッパーやポット、コーヒーサーバーを温めておきます。
温まるのを待ちながら、ペーパーフィルターの張り合わせ部分を交互に折り、ドリッパーにぴったりとはめ込んでおきましょう。
コーヒー豆をコーヒーミルに入れ、豆を挽きます。最初は固い手ごたえがありますが、ガリガリと豆を挽く音を楽しんでいると、コーヒーの香りが広がってきます。丁寧に作業をすることで、よりおいしい一杯が作れるそう。
コーヒーの粉を入れる前に、ペーパーフィルター全体をお湯で湿らせておきます。
粉をフィルターに入れ、トントンと振動を与えて全体を平らにならします。コーヒーを抽出するときにムラができないよう、粉を平らにするのは重要ポイント。
コーヒーのうまみを最大限に引き出すためにコーヒー粉全体がヒタヒタに湿る程度にお湯を注ぎ、20~30秒ほど蒸らします。すぐに次を注ぐのでなく、少し待つ″蒸らし″時間をおくことで、コーヒーの深みや旨みが引き出されるそうです。
蒸らしが終わったら、中央から円を描くように3周ほどお湯を注いだら、180mlくらい抽出できた時点でドリッパーを外します。全てのコーヒーを注ぎ終わる前に抽出を終えてしまうのはもったいない気もしますが、一番おいしいコーヒーを飲むためには潔く次の工程に進みましょう。
サーバーからマグカップにコーヒーを注いだら完成! 口当たりがよく苦味と酸味のバランスが取れた飲みやすい味わいで、ナッツのような香ばしい香りが感じられます。
コロンビアに合うスイーツは?
合わせていただいたスイーツは、フロランランとチョコレートが入ったソフトクッキー。ナッツ系の香りのコーヒーに、アーモンドたっぷりのフロランタンは相性がばっちり! 苦味が強すぎないコクのあるコーヒーなので、クッキーのチョコレートの甘さがよりコーヒーの旨みを引き立てていました。
一杯を入れるのに時間はかかりますが、作る過程で感じる豆を挽く音やコーヒーの香りに包まれていると、心もゆったりとして豊かな時間が過ごせるように感じます。何より手間をかけて入れるのも楽しく、豆の挽き方や入れ方次第で味が変わるので作るたびに違う発見がありそう。
豆によっても味わいが異なり、ネスレ日本では「スターバックス コーヒー ハウス ブレンド 250g」(1,455円)、「スターバックス コーヒー カフェ ベロナ 220g」(1,455円)も販売しています。ハウス ブレンドはミディアム ローストでトフィーのような香ばしさと豊かな風味、カフェ ベロナはダーク ローストで、ローストの甘みとダークココアのような風味です。自分の好きな豆を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。