副業人材マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」は9月27日、副業に関する定点調査(2023夏)の結果を発表した。調査期間は7月28日~8月6日、調査対象は全国の企業に勤める20~40歳代の会社員、有効回答は668人。

  • 副業経験者の出現率推移

まず、直近半年間の副業経験者の推移を調べると、前回調査から、男女ともに20代が減少し、男性は25.6%から20.6%、女性は29.6%から20.6%に減った。一方、男女ともに30代以降は前回より増加した。

また、直近半年間の副業意向者の推移をみると、女性の20代は前回から大幅に減少し、25.0%から16.6%に。他方、女性30代と男性40代は前回から増加した。

  • 副業意向の出現率推移

次に、副業月収をアップさせるために行っていることを聞くと、「副業で結果を出す」が22.7%と最も多く、次いで「SNSでの発信」が19.7%との順に。

さらに、平均副業月収30万円以上の人に限定すると、1位「ChatGPT・AIの活用」(42.9%)、2位「副業検索サービスへの登録」「SNSでの発信」「オンライン講座や研修の受講」「業務範囲の拡大」(各35.7%)となった。

  • 副業月収をアップさせるために何か行っていることはありますか

副業で得た収入の主な使い道については、1位「貯金・貯蓄」(39.5%)、2位「生活費」(38.6%)と続いたほか、「スキルアップ・学習」は平均副業月収が高い人ほど比較的回答が多かった。

  • 副業で得た収入を主に何に使用していますか

これまでの副業で得たひと月あたりの最高月収額は、「5万円以上10万円未満」が24.5%、「5万円未満」が22.7%、「10~15万円」が14.6%との順に。また、30万円以上稼いだことのある人は全体の11.2%だった。

  • これまでの副業で得たひと月あたりの最高月収額について教えてください