ベター・プレイスは9月27日、10月10日の「世界メンタルヘルスデー」を前に実施した「お金の不安がメンタルヘルスに与える影響についてのアンケート」の結果を発表した。調査期間は2023年9月1日~4日、調査対象は20歳~59歳の企業で働く人・公務員、有効回答は371人。
まず、お金に関して不安を持っているか尋ねると、「不安を持っている」「やや不安を持っている」と答えた人は合計74.9%に上った。
お金の不安の内容については、1位「生活費など自身に今必要なお金の不安」(64.4%)、2位「自身の老後に関する不安」(62.9%)と続き、自分にかかるお金の不安を挙げる人が多かった。
お金に不安があることが、自分のメンタルヘルス(心の健康)に影響しているかとの問いには、76.3%が「思う(やや含む)」と回答した。
次に、お金に不安があるという理由で転職を考えたことがあるか聞くと、「はい(実際に転職した)」「はい(転職はしていないが考えたことがある)」と答えた人は合わせて54.7%となった。
また、お金に不安があることが、仕事のパフォーマンス低下に影響していると思うか調べたところ、「思う」「やや思う」の合計は64.0%を占めた。
最後に、お金に不安があることが、会社または勤務先への信頼感の低下に影響していると思うか質問すると、「思う」「やや思う」と答えた人は合計62.2%に上った。