18日に最終話が放送されたフジテレビ系ドラマ『真夏のシンデレラ』のクランクアップセレモニーが、このほど行われた。
5月半ば、太陽降り注ぎ水面輝く真夏の青空の下でクランクインした『真夏のシンデレラ』。全員での撮影のラストカットは、本編でおなじみのヒロインの夏海が働く“Kohala食堂”で、「以上のシーンをもちまして、出演者のみなさまオールアップです!」というスタッフの声が響くと、スタジオセット内は大きな拍手に包まれた。
早川宗佑役・水上恒司は「今年の夏は特に暑く、ヒーヒーしながらも頑張りました! 共演者同士で支え合えたからこそ駆け抜けられたというのが俳優陣の総意と思います」と出演者・スタッフ陣への感謝の言葉を述べ、小椋理沙役・仁村紗和は「どんどんスタッフさんが焼けていく姿を見ながら撮影を楽しめました! おぐねぇは、自分自身と向き合い、自分の幸せを見つけてくれるような女性になったと思っており、ホッとしています」と役どころに触れ、山内守役・白濱亜嵐は「みなさん本当に“戦友”のように、同じ気持ちを持って作品を作ることができてうれしかったです。守は、この中で唯一、キスシーンがなくて寂しく思っています」と告白し、一同を和ませた。
また、佐々木修役・萩原利久は「みなさまお疲れ様でした! すごく仲の良いチームだと思っていて、毎日本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。第3話が過ぎたくらいから、修はデリカシーがないでは済まないくらいのキャラになっていましたけど(笑)、みなさんのおかげですごく良い人になれたなと思っており、気分がいいです!」と笑顔。滝川愛梨役・吉川愛は「みなさんとの時間はすごく居心地が良く、本当に伸び伸びとお芝居をさせていただきました。愛梨ちゃんという女の子に出会えて幸せでした!」とそれぞれに演じた役柄について愛あるコメントを口にした。
さらに、牧野匠役・神尾楓珠は「それぞれにドラマを引っ張っていただいて、無事撮影を終えることができました。1、2話の段階では、匠は一体どうなっていくのだろう?と思っていましたが、緩やかに上がっていけたのではないかと思います」と語り、最後には、毎話登場する“匠の服装”(厚手の長袖)に触れ、「この秋は、このワッフル生地がトレンドになったらいいなと思います! そのために、この真夏に着ていたからね」とスタッフたちの笑いを誘った。
コメントに対して、終始ツッコミが入るほどににぎやかな空気の中、水島健人役・間宮祥太朗は「最初は天候の影響を受けることもありましたが、夏の暑さにも耐えながら、みんなで和気あいあいと楽しく一緒に真夏を駆け抜けることができました。視聴者の方々にもSNSなどでシーンにツッコんでいただけたりと、リアルタイムに進むドラマとして楽しくお届けできたのではないかと思っています」と4カ月を越える日々を振り返り、最後には「うちのシンデレラ! お疲れ様でした!」とヒロインを演じた森七菜へ最後の言葉を託した。
その言葉を「ありがとうございます!」と受け取った蒼井夏海役・森は涙をにじませながら「誕生日をお祝いしてもらったときに、散々泣いたのにやっぱりダメですね!」と明るい表情を見せ「月9という素晴らしい場所に迎え入れていただき、最初は本当にドキドキしていました。スタッフ、共演者のみなさんに温かく支えていただき感謝しています。みなさんと作る現場の雰囲気は特別なもので、みなさんひとりひとりにこれからも幸せな人生を送っていただきたいなと夏海としても勝手に思っています!」と大きなピースサインとともに8人全員で大きな花束を掲げ、夏の終わりを告げる笑顔の絶えないセレモニーが幕を下ろした。
FODでは、メインキャスト男女8人が再集結した“アフターストーリー”を描いたオール新撮の『真夏のシンデレラ~アフターパーティ』が配信されている。
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