ロックバンド・THE ALFEEの高見沢俊彦の冠バラエティ番組『高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ』がBS朝日で10月6日(毎週金曜22:30~)にスタートする。
■音と食を融合させたバラエティ『高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ』
2月と6月に単発番組として放送され、好評を受けてレギュラー化が決まった同番組は、“食の貴公子”THE ALFEEの高見沢俊彦が、最高の音楽と日本各地のうまいものをゲストトークとともに届ける、“音と食を融合”させた新感覚バラエティ。日本中をツアーで駆け回るバンドマンこだわりの“バンドメシ”を上質な音楽とともに紹介していく。
■初回ゲストはBREAKERZ 仲の良さ伝わるトーク展開
記念すべき1回目のゲストは、DAIGO、AKIHIDE、SHINPEIからなるロックバンドBREAKERZ。これまで高見沢は、DAIGOが作詞・ボーカルを担当した特撮ドラマの主題歌「ULTRABRAVE」をプロデュースしたり、互いのレギュラー番組で共演するなど、長きに渡って交流が。そんなDAIGO率いるBREAKERZが高見沢の「1回目のゲストは知っている人がいいな」というリクエストに応えて登場。ツアーで食事をする店はほぼDAIGOがチョイスし、メンバー3人で食べに行っているという。高見沢が「本当に仲がいいよね」と感心するBREAKERZが最初に紹介したのが、名古屋の名店が手掛ける「ロースカツ弁当」。調理師の免許を持っており、かつて働いていたお店では揚げ物などを担当していたというSHINPEIが「切ってみたいと思うほど衣がサクサク」と言えば、AKIHIDEも「1日に2食食べてしまうほど大好きです」と絶賛する。さらにお弁当を購入するときのこだわりも語る。
また、AKIHIDEが大阪のグルメ2品を紹介。DAIGOによると、大阪でのライブで新幹線に乗るまでのわずか1時間という空き時間を利用してまで行くようなお店だとか。「外国人の方に初めて食べてもらうならコレ!」というほどの推しメニューの魅力とは。そして3つ目はSHINPEIがオススメする静岡の餃子。すぐに売り切れてしまう週に2回のオンライン販売で必死にゲットしているとか。「餃子ってそんなに変わらないんじゃない?」という高見沢だったが、スタジオで一口食べて大絶賛。名言も飛び出す。そのほかフリートークでは、BREAKERZに起こった事件も紹介。ガチガチのロックバンドBREAKERZがダンスボーカルユニットに? その真相とは。
スイーツ大好きな高見沢がツアー先で見つけた各地の「おすすめスイーツ」を紹介するコーナー「プリンス・オブ・スイーツ 高見沢俊彦のスイーツアー」では、高知の「しまんと地栗」を使った和風スイーツを紹介。DAIGOに「感想をアルファベットで表現すると?」と逆質問された高見沢は「オレに聞く?」と一瞬たじろぐが、「KHS」と回答する。一体何の頭文字なのか。音楽パートでは、BREAKERZが生演奏で「君の声が聴こえる」を披露。曲に込めた思いや、この曲を選んだ理由なども話す。
■第6回までのゲストも発表
また、今後のゲストとして、第2回(10月13日放送予定)は綾小路翔(氣志團)、第3回(10月20日放送予定)は打首獄門同好会、第4回(10月27日放送予定)は鬼龍院翔、喜矢武豊(ゴールデンボンバー)、第5回(11月3日放送予定)はthe telephones、第6回(11月10日放送予定)は鈴華ゆう子、神永大輔、亜沙(和楽器バンド)の出演が決定している。
■高見沢俊彦(THE ALFEE)コメント
――番組のレギュラー化が決定しました。
レギュラーになったと聞いたときはうれしかったですね。来年が僕らのデビュー50周年になるので、そのタイミングで冠番組ができるというのは、いい意味で励みになります。それと僕は食べることが結構好きなので。若い皆さんからいろいろな情報を取材できるというのは趣味と実益を兼ねている感じになるので非常に楽しんでいます(笑)。
――最初にこの番組の企画を聞いたときはどう思われましたか?
僕らもそうですけど、バンドって全国を回る機会がすごく多いんですね。そのツアーの途中では、必ずその土地で紹介されたものを食べたりしますので、それなりに知っているものが多いと思うんです。だから、そんな“バンドメシ”に注目したというのはすごく面白いなと思いました。自分も興味がありましたから、なかなかこれは面白い企画だなと思って。快諾いたしました、やろう! ということで(笑)。
――高見沢さんご自身もツアーでおいしいもの食べたい、という思いが強いですか?
それはありますね。若い時は3人一緒に動いていたんですけど、古希間近になると、みんなそれぞれ体調が違ってくるので(笑)。だから寝るやつ、食うやつ、飲むやつ、と三者三様になるんです。その中で僕は食べる専門でやっています。
――レギュラーとなって1回目のゲストがBREAKERZでした。
DAIGO君とは長い付き合いで、地方で一緒に飲んだこともあります。彼は真面目ですからね。BREAKERZも仲のいいバンドで、その点ではTHE ALFEEに近いものがありますから頑張って欲しいなという気持ちもあります。ライブで「君の声が聴こえる」を演奏した意味を語ってくれたところも良かったですし。やはりバンドは演奏してナンボですから。BREAKERZに栄光あれ、ですね。
――ゲストにTHE ALFEEのメンバーがご出演する可能性は?
どうなんでしょうかね。桜井(賢)の場合は酒を出さないとダメかもしれないですけど(笑)。できないことでもないですから、それはおいおいやってみてもいいかなと思います。僕らのライブですか? 見たい人いるかな?(笑)でも50年って本当にあっという間なんですよ。僕らは途中で活動休止していないし、復活組でもない。学生の時からずっとやってきているので、あっという間の感じがあるのかなと思います。バンドは長く続けることが一つの証でもありますからね。やっていないと意味ないですから。
――番組内のご自身のコーナー「スイーツアー」で紹介するネタは十分ありますか?
いくらでもありますよ。任せてください(笑)。甘いものも大好きなので。そこはできるかぎり紹介していきたいなと思っています。スイーツを含めて、全国には意外と知らない食があるんですよ。そこをバンド、ミュージシャンの視点で紹介していければ面白い番組になるんじゃないかと思います。ご期待ください!
■BREAKERZ コメント
――今回ご出演されての感想をお聞かせください。
DAIGO:そうですね……、MDです。“もう出たい”という。収録が終わったばかりなんですが、もう次も出たいと思うぐらいの楽しい時間でした。高見沢さんのレギュラー番組でご自身ではMCとか難しそうとおっしゃっていましたけど、本当に話しやすくて僕たちものびのび楽しませてもらいました。本当に“美味しくて美しい”時間だったなと思いました。
AKIHIDE:ミュージシャンが食について語る場所はなかなかないですし、しかも美味しいものをいただけたので、すごくハッピーな時間でした。楽しかったですね。
SHINPEI:高見沢さんはスタイルが良くて美しい方なのに食べるのが大好きとおっしゃっていて、すごく意外な感じがしたんです。でも、音楽のキャリア的にも大先輩で、いろいろなところを(ツアーで)回られているだけあって、いろいろな美味しいものを教えていただけてうれしかったですね。
――今回出演するにあたってメニューのチョイスにご苦労はなかったですか?
DAIGO:僕たちのルーティンってある程度決まっていて、正直そんなに幅はないんですね(笑)。だから3人が美味しいと思うものをバンドで食べに行くことが多いので。そこは迷うことなく自信のメニューを紹介させていただきました。
――ツアー先の食事は DAIGOさんが選ぶことが多いそうですが。
AKIHIDE:DAIGO君は美味しいところをいっぱい知っているんです。彼に教えてもらったお店に個人的に食べに行くこともありますし、本当に頼りにしています。バンドの食的なリーダーですね(笑)。
SHINPEI:ミュージシャンとしてだけでなく、タレント業で全国いろいろ行っているからか、本当に詳しいんですよ。その中から厳選したお店を教えてくれるので、いつも楽しみにしています。
――今回は生演奏で曲も披露しましたが。
DAIGO:すごくいい機会をいただいたなと思いますし、バンドとしてしっかり生演奏でできたというのも楽しかったです。「君の声が聴こえる」という曲を演奏したんですが、高見沢さんもいい曲だと言ってくださったので、この曲にしてよかったなと改めて思いました。ライブでのお客さんの声出しが解禁となって、この曲をツアーの1曲目でやっていたんです。そんな思い入れもあったので今回、この曲をチョイスしました。
――MD(もう出たい)ということですが、次はどんなバンドメシを紹介したいですか?
DAIGO:今回は名古屋、大阪あたりだったので、より西に行きたいなと思いますね、福岡とか。そのあたりでまたおすすめしたいバンドメシがあるので、それをプロデューサーさんにお伝えてして帰ろうかと思います(笑)。
SHINPEI:(次回出演の)予約ですね(笑)。
DAIGO:そう、予約。おいしいバンドメシはまだあります! とお伝えして帰ろうと思います。
AKIHIDE:DAIGO君が言ったように美味しいものはいろいろあるので、それをまたスタジオで食べることができるかもしれない(笑)。そんな楽しみも含めて、また出させていただきたいと思いました。
SHINPEI:僕は今回オススメの餃子が食べられてうれしかったですね。みんなにあの美味しさを知ってもらえたのはうれしかったです。僕は結構お取り寄せが好きなので、お取り寄せでのオススメとか、北海道など北のツアー先でのグルメも僕らが大好きなので紹介できたらいいですね。
――本当にメンバー3人が仲良く食べている、という楽しさが伝わりました。
DAIGO:そうですね、リアルに3人で食べているお店やモノだったので、またそういう楽しい雰囲気と美味しいバンドメシを紹介できたらいいなと思います。
――準レギュラー並みに出ていただければ(笑)。
DAIGO:そうですね!
SHINPEI:めちゃめちゃうれしい!(笑)