元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が12日、YouTubeチャンネル『おじさんだけど、遊んでもいいですか?』で公開された動画「【強敵&憧れ】工藤公康の球を5割以上打ち続けた落合博満とイチロー|山本昌のフォームの原型は堀内恒夫だった」に出演。「今までに見た中で一番」だというピッチャーを明かした。
■山本昌氏「僕が今まで見た中で一番のピッチャーは…」
チャンネルスタッフから「現役時代、ライバルだった選手は?」と聞かれ、斎藤雅樹氏の名前を挙げた山本氏。「斎藤雅樹さんに勝つのには何年もかかりましたね。勝てなかったなあ」「『今日こそ斎藤さんに勝つぞ!』と思って投げてるんだけど、なかなか勝てなかった」と苦笑する。
さらに、山本氏は「僕が今まで見た中で一番のピッチャーは斎藤さん。バッターボックスに入って(見たときに)。最後、カットめにホップしてくるんです。ギュッと。とても当たる感じがしない」「マンガですよ」と述懐した。
すると、工藤公康氏も「サイドスローで最後にボールがカットしてくるって、すごいことなんですよ」と絶賛。「普通はサイドスローって投げたらボールはシュートする。そのぐらいリストがしっかり効いてる。手首が立った状態で投げている」「これ(手首を立てる)をキープするってめちゃくちゃスゴいことなんです」と解説していた。