お笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀が、10月9日にカンテレ・フジテレビ系で放送されるドキュメンタリーとドラマを融合した番組『知らないのは主役だけ』(22:30~)で“主演”を務める。
■第一弾はギャラクシー賞奨励賞受賞『知らないのは主役だけ』
今作は、“何も知らない主役”の日常を約2カ月間隠しカメラで撮影して紡ぐリアルとフィクションが混在した新感覚ドラマ。主役のリアルな表情を捉えた隠しカメラの映像に、相方・渡辺隆をはじめとする脇役だけで描くドラマシーンを織り交ぜることで、誰も先が読めない、演技を超えた究極のリアリティーショーを届ける。
ミルクボーイ・駒場孝が主役を務めた第一弾は2020年9月に関西ローカルで放送され、第58回ギャラクシー賞奨励賞を受賞。今回の第二弾放送を記念し、9月25日~10月16日にTVerで再配信される。
■錦鯉・長谷川が渡辺のスキャンダルに巻き込まれる
第二弾の脚本を手掛けるのは、Netflix配信ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』などで話題の金沢知樹氏。ドラマ初主演となる長谷川が相方・ 渡辺のスキャンダルに巻き込まれ、クライマックスではコンビ存続をかけた一世一代の決断を迫られることになる、というストーリーだ。クランクアップを迎えた長谷川に2カ月間の撮影を終えた感想を聞いてみると「ホッとしています」と答え「振り返ってみたら、アレおかしいな? おかしかったなって思いますね。でも、その時は何も思わなかったですね」とネタバラシまで全くドッキリに気づいていなかった様子。それに対し、渡辺は「僕は全てを知っていたので、普段しゃべる時も“これ言っていいやつかな?”と懸念していて、今、全てが終わって清々しい思いです。どんな天候を見ても晴れに見える(笑)」と安堵の笑みを浮かべた。
番組の見どころについて、長谷川は「前代未聞の番組。ドラマだし、ドラマと言いながらも、ドッキリだし、ドキュメントというか、演技ではない素の僕が見られると思います。あと、人間が本当に驚いたときは、声出ないです」と話し、撮影中の2カ月間の衝撃を振り返った。渡辺は「最初にこのお話をもらったときは“雅紀さん本当に大丈夫かな?”って思ったんですけど、意外や意外、なかなかの主役ぶりでした。素晴らしかったです」と長谷川の演技を称え、自身が熱演した恋愛シーンを一番見てほしいと番組をPRした。