アイドルグループ・SixTONESの松村北斗となにわ男子の西畑大吾がW主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(毎週土曜23:00~)がこのたびクランクアップを迎えた。16日には第8話が放送される。

  • 左から松村北斗、西畑大吾=テレビ朝日提供

■松村北斗&西畑大吾W主演『ノキドア』クランクアップ

青崎有吾氏による同名タイトルのシリーズ小説を堤幸彦監督の手で映像化する同作は、松村北斗(SixTONES)×西畑大吾(なにわ男子)がドラマ初共演でW主演を務める本格ミステリードラマ。松村演じる「トリック=不可能(HOW)専門探偵」御殿場倒理と、西畑演じる「動機や理由=不可解(WHY)専門」片無氷雨が、微笑ましくもヒリヒリする人間ドラマを紡ぎながら、数々の難事件に挑んでいく。

クランクアップは、撮影初日を迎えた場所である探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」で迎えた。この日はW探偵の元ゼミ仲間である警視庁捜査一課刑事・穿地決役の石橋静河と、探偵事務所の家政婦アルバイト・薬師寺薬子役の畑芽育もクランクアップ。清々しい笑顔で松村&西畑と過ごした熱い夏に別れを告げた。

長ゼリフも多々あるなど、役者としての力量が試される中で日々格闘し、さまざまな課題を次々とクリアしていった松村&西畑。すべての撮影を終えた2人はスッキリとした表情を浮かべると同時に、ちょっぴり気も抜けたのか、クランクアップセレモニーでスタッフが西畑を「探偵助手!」とボケて紹介すると、西畑がまさかのツッコミエラー。「助手」の部分を否定しなければいけないはずが、大声で「探偵じゃないです!」とツッコみ、スタッフたちも「え?」と驚いてしまう。松村も目をパチクリとさせた後、ニヤニヤが止まらない。そんな松村はスタッフから紹介されると、王子様のようなお辞儀をおどけて披露し、場を盛り上げた。

■松村「感謝の気持ちでいっぱい」西畑「刺激的な夏」

最後の挨拶では2人そろってさまざまな本音が飛び出すことに。松村は「撮影はすごく楽しかったですし、たくさん勉強させていただきました。すごく成長させていただいたなという実感と、皆さん一人ひとりへの感謝の気持ちでいっぱいです。どんな形であれ、このチームの皆さんとまた関わって、『ちょっとでも成長したな、また教えてもらえたな』と感じるような関係性を改めて築ける機会があればいいなと夢見ながら、今日は帰りたいと思います」と、今後への期待にも言及。一方、西畑も「現場に来るのが毎日楽しくて……すごく濃い、刺激的な夏を過ごさせていただきました。台本を覚えるのはすごく大変でしたが、同時に『もっと新しい氷雨を見つけたい』という思いが強くなって、『もっともっとできることはないかな』と模索し続ける日々でした。撮影が終わるのはすごく寂しくて悲しいですが、堤監督も『できる限り続けたい』とおっしゃっていた記事をネットで見ましたので、また何か『ノキドア』に進展があることを心から祈っています」と、声を弾ませた。

石橋も「(倒理が作る)ごはんも美味しかったですし、男性陣に合法的に暴力を振るうお芝居も楽しかったです(笑)。本当にいいメンバー、いいチームで、毎日楽しかったので、名残惜しいです」と、ロスをにじませつつも満面の笑み。畑も「暑くて(汗で)ドロドロになりながら、皆さんと一緒に頑張った現場でした。素敵なお兄さん、お姉さん方に囲まれて、すごく幸せでした。本当にこのチームが大好きです!」と、『ノキドア』愛をさく裂させた。