ザリガニといえば、どこの川でも見かける身近な生き物というイメージがあります。きっと、子供の頃はザリガニ釣りを楽しんだ人も多いことでしょう。

現在X(旧Twitter)では、ザリガニのこんな意外な姿に大きな注目が集まっています。

ポストの主は、“まだ見ぬうまさを求めて色々な生き物をとって食べる”をコンセプトにしたYouTubeチャンネルを運営している「水ラーメン(@mizuramen0923)」さんです。

「ザリガニ泳ぐの早すぎワロタ」という言葉とともに添えられた動画には、人間から猛ダッシュで逃げるザリガニの姿が映されていました。

その逃げ方はかなり予想外……というか独特なスタイルで、撮影者が後ろから手を伸ばしてザリガニを捕まえようとしたところ、ザリガニはバッ!!と身を翻し、お尻を先頭にバックギア全開で一瞬のうちに遥か彼方へと消えていきました。

  • (@mizuramen0923より引用)

陸上ではゆっくりした動きをしているザリガニですが、まさか水中ではこんなに早く泳ぐとは……身近な生物だと思っていただけに、そのギャップにビックリ。ちなみに、このザリガニは「ウチダザリガニ」という種類だそうですよ!

この映像は大きな反響を呼び、ポストは4.9万件のいいねを獲得(9月13日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「メッチャ速くてほんと笑えてきた 絶対捕まえられない」

「これはザリガニの中でもトップアスリートなんじゃないかな」

「電光石火! 」

「泳いでるところ初めて見た。後ろ向きに泳ぐのね」

「意外すぎw」

投稿主さんに聞いてみた

投稿主の水ラーメンさんは「近くの自然には未知なるうまさが潜んでいる」をモットーに、日頃からいろんな生き物を捕獲して食されているそうですが、このウチダザリガニはいったいどんな味がするのでしょうか。ご本人に話をお聞きしました。

ーーこのウチダザリガニはどんな味がするのでしょう?

ウチダザリガニは日本に食用として輸入されてしまったザリガニでして、味はとても良いです! 美味しい!!

爪は蟹っぽい味で身の部分はエビの様な味がします。ロブスターの小さい版と思ってください!! ミソもうまいです。

ですが、在来生物の環境を圧迫していて天敵も少ないので駆除対象の生き物で日本の在来生物にとってかなり恐ろしい生き物です(人々が持ち込み、分布を広げたため、ザリガニ自身は悪くない)。

だから食べて美味しく駆除しています。

ーーこれまでに食べた生き物で印象に残っているものを教えてください。

これまでに食べた生き物で印象に残ったのは…アリゲーターガーという、馬鹿でかいワニみたいな魚ですね…。ドブ風味な身の中に広がるめちゃくちゃパサついた鳥の胸肉の様な味がしました。

  • アリゲーターガー(水ラーメンさんご提供)

あとはウツボですね!! ウツボはめちゃくちゃに美味いです。冬場のウツボは旬でフグより美味いです!

僕の動画は生き物嫌いな人でも楽しめると思うのでぜひ見てみて欲しいです!

  • 泥の中に潜む巨大カニ(水ラーメンさんご提供)


なんと、ロブスターのようにとても美味しいというウチダザリガニ 。一度味わってみたくなりますね。投稿主の水ラーメンさんのYouTubeチャンネルには、他にもとても興味深い動画がたくさんありますので、ぜひ覗いてみてはいかがでしょう?