秋田県横手市(よこてし)のふるさと納税返礼品を3つ紹介します。

山々に囲まれた盆地を有し、肥沃な大地に恵まれた横手市。いぶりがっこなどの漬物や味噌、ご当地グルメ「横手やきそば」など数多くの特産品があります。また伝統行事でもある「かまくら」や四季を通じた様々なイベントもあり、活気溢れるまちです。

今回紹介するのは、ヘラクレスオオカブトの飼育・販売や昆虫用マットの製造・販売を手掛ける「Pilz株式会社」の返礼品! ギネスサイズのカブトムシを目指して日々マットの研究を行う同社は、循環型の農産物を生産する、メディアでも話題の企業なのだそう。

本編では、マイナビふるさと納税担当者が気になった「カブトムシの王様! ヘラクレスオオカブト」を3つ紹介していきます。

秋田県横手市のふるさと納税「カブトムシの王様! ヘラクレスオオカブト」3選

横手育ちのカブトムシの王様「ヘラクレスオオカブト」や、全国のブリーダーも使用する「昆虫用マット」を紹介します。ヘラクレスオオカブトの幼虫も提供されているので、さなぎから成虫に変身していく神秘的な様子を間近で見ることもできます。

【1】ヘラクレスオオカブト(成虫)

・提供事業者:Pilz株式会社
・内容:【1】オス中型130-140mm【2】オス大型140-150mm【3】ペア中型【4】ペア大型
※飼育ケース 【オス】 267×187×159mm(クリアースライダー/ラージ)、【メス】181×124×112mm(クリアースライダー/標準)、飼育マニュアル
・寄附金額:【1】4万8000円【2】6万円【3】6万円【4】7万2000円

世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」が返礼品に! ロマンが沢山詰まった長いツノは、多くの人の心を惹きつけます。飼育セット、飼育マニュアルも付いているので、初心者の方も安心して飼育できます。

  • 成虫梱包例

  • ペア梱包例

温厚な性格であまり羽ばたかず、音も立てないとのこと。匂いも少なく、きれい好きなヘラクレスオオカブト。じっくりと鑑賞したい方におすすめだそうです。

【2】ヘラクレスオオカブト(3令幼虫)

・提供事業者:Pilz株式会社
・内容:【1】オス【2】ペア
・寄附金額:【1】2万8000円【2】4万円

ヘラクレスオオカブトの幼虫の返礼品。最も成長が安定する、孵化から1年ほどの「3令幼虫」が届くとのこと。自社で製造販売している「Kマット」を使用し、清潔な管理スペースで徹底した温度湿度管理のもと、成長を見極め、個体ごとに世話の仕方を変えながら飼育しています。

  • 梱包例

出荷時に新しいKマットに交換するそうなので、自宅に届いた時点でマット交換の必要はありません。

【3】昆虫用マット(幼虫の餌) Kマット

・提供事業者:Pilz株式会社
・内容:【1】50リットル【2】2回定期便【3】3回定期便【4】4回定期便
・寄附金額:【1】1万4000円【2】2万8000円【3】4万2000円【4】5万6000円

秋田県産の広葉樹(主にコナラ)を100%使用したマットの返礼品。高品質の椎茸の発生を介した廃菌床ブロックを使用しており、昆虫の成長を考えた独自の栄養素を配合。大小様々なサイズの粒子が混ざっているため、通気性が確保でき、栄養分の持ちが良いのが特徴です。幼虫の成長に抜群の環境なのだそう!

「ヘラクレスオオカブト・Kマット」がふるさと納税の返礼品になった経緯

椎茸用菌床ブロックの製造と販売をしている「Pilz株式会社」。
秋田県の広葉樹(内、約7~8割は横手市産)を使って製造した菌床ブロックは、自社使用のほか県内の複数の農家や事業者に提供しているとのこと。

椎茸を収穫した後、廃棄される菌床ブロックの有効な活用方法を考え、辿り着いたのが「Kマット」。幼虫の最も食べやすい状態に廃棄菌床を熟成させ、完成させるこだわりの昆虫用マットです。

またカブトムシを育て終わった床材にはたくさんのフンが混じり、それが野菜の肥料へと生まれ変わります。現在、ほうれん草農家と協力し、その肥料を使った循環型の野菜として「ヘラクレスほうれん草」を販売しているとのこと。

こうした取り組みが評価され、横手市の特産品としてヘラクレスオオカブトやKマットがふるさと納税に登録されたのだそう。

寄附者の声
「『良さげなマットで満足です。ふるさと納税だけではなく、今後も利用したいと思いました』『粗さもちょうど良く、幼虫も安定して成長するので使いやすいです』『到着後、すぐ利用できるので助かってます! 』といった声が届いています」by秋田県横手市担当者

事業者の声
当方のヘラクレスオオカブトたちは「大きくなる」「綺麗なフォルム」といった特徴のある個体を選抜し、掛け合わせてきた個体です。観賞用、繁殖用ともに最適です。その他にも、Kマットを利用して、様々なカブトムシ・クワガタムシを飼育しております。良質な椎茸が育った後の栄養豊富な餌は、幼虫の成長を促します。ギネスサイズのカブトムシを目指して日々マットの研究をしておりますので、いつかは名実ともに世界最大のカブトムシを誕生させたいです。


今回は、横手市の「カブトムシの王様! ヘラクレスオオカブト」を厳選して3つ紹介しました。Pilz株式会社は、椎茸の生産後に廃棄される菌床ブロックを利用し、カブトムシの餌としてだけでなく農作物にも活用できる商品を提供しています。その取組みは多くのメディアで紹介され話題沸騰中なのだそう! 気になる返礼品があった方は、寄附先に選んでみてくださいね。