テレビや雑誌などで度々取り上げられる「港区女子」とは、一体どのような人たちなのでしょう。

本記事では港区女子の見た目や行動の特徴、インスタ事情や恋愛・結婚観などを紹介します。

  • 港区女子とは

    港区女子の定義や特徴、あるある、末路などを紹介します

港区女子とはどんな女性のこと?

港区女子とは、お金持ちが多く集う東京都港区を拠点に、華やかな生活を送る女性たちを指します。単に港区に住んでいる、働いているなどではなく、華やかな生活を送っていることがポイントです。

豪華でおしゃれな食事や高級ブランドのプレゼントなど、皆が憧れるゴージャスな生活をインスタグラムなどのSNSに投稿している人も多く、その投稿を見て港区女子に憧れる男女は多くいるでしょう。

そのスタイルやファッションセンスの良さ、美容へのこだわりなどが支持されて、インフルエンサーのようになる人もいるようです。

港区女子の特徴【性格・行動編】

港区女子について、さらに深掘りしていきましょう。

この章では、彼女たちに共通して見られる、性格や行動の特徴を紹介します。

行動範囲・生活圏は六本木、麻布、赤坂などのザ・港区

港区女子の主な行動範囲は、港区の中でも高級繁華街である六本木や麻布、赤坂などの周辺です。同じ港区でも新橋はおじさんのイメージが強いため、港区女子は足を運ばないようです。

また高級志向の港区女子は、一般的に若者に人気の街である新宿や渋谷も好みません。

活動地域を港区に限定することで、急なお誘いに対しても応じやすいという利点もあるのでしょう。

向上心が高い

港区女子のようなきらびやかな生活を送るためには、賢さや行動力、高い向上心などが必要です。

例えば、モデルのようなスタイルを維持するためには、食事制限や筋トレといった努力が必要です。美容やファッションに関する知識を身に付けて、情報を常にアップデートすることも求められるでしょう。

積極的な行動力とコミュニケーション能力を持つことで、交友関係を広めたり物事を成功させたりします。

昼の仕事と夜の仕事を掛け持ちしたり、積極的にセルフプロデュースを行ったりと、ハードなスケジュールをこなすバイタリティや意志の強さ、高い向上心を持つ人が多いと言えるでしょう。

起業するための人脈づくりの一環として、活動する港区女子もいます。

高収入の職業に就いている

港区は都内でも特に地価の高い地域であり、港区の高級マンションに住むためには高い収入が必要です。美容院やエステなど、美しさを保つためにもお金が掛かります。そのため、港区女子は同年代の女性の平均よりも稼ぎが多いと考えられます。

職業はいわゆるバリキャリと呼ばれるような大手企業や外資企業勤務、起業家に、モデルなど多岐にわたります。きらびやかな生活を維持するために、副業として夜の仕事をする人もいるようです。

港区女子の特徴【見た目・服装編】

  • 港区女子の外見・ファッションの特徴

港区女子は身だしなみが整っていてセンスがよく、多くの人が憧れるような見た目をしています。

この章では、彼女たちに共通する外見やファッションの特徴を紹介します。

いつもメイクやネイルは完璧

港区女子は美意識が高く、身だしなみに手を抜きません。美しく見せることに抜かりがなく、外見へのこだわりが強いといわれています。

ほんの少し外出をするだけでもきれいにメイクをするこだわりと意識の高さが「港区女子」というイメージをブランド化させているでしょう。

ネイルの欠けやマニキュアの剥げ、髪の毛の根元がプリンになっているといったこともありません。いつでも完璧な自分でいることにプライドを持っているのです。

モデルのようなスタイル

港区女子は痩せていてくびれたウエストや細い足、豊満な胸など、モデルやアイドルのような体形をしている人が多いでしょう。

体形を維持するためには、食事制限をしたり、ジムやヨガに通ったりという努力が欠かせません。

高級レストランにいくときも、体に余計な脂肪が付かないよう前後の食事を調整し、体形維持に気を配ります。

港区女子たちの華やかな生活の裏には、コツコツと積み重ねた努力があります。美しくあるために時間とお金を掛けることが、港区女子の特徴と言えるでしょう。

服装は自慢のボディーラインが引き立つコーデが多いが、上品さも忘れずに

港区女子の服装は、ボディーラインの美しさが引き立つワンピースやスカートのようなスタイルが多いでしょう。

ただし下品に見える過度な露出は避け、上品さを保ちながらも男性からのウケがいい服装を心掛けています。

コーディネートのセンスの良さは、同性からも褒められることが多いでしょう。

ハイブランドのアクセサリー・バッグを身に付けている

多くの港区女子は、ハイブランドのアクセサリーやバッグを身に付けており、高級レストランやセレブリティーの集まる場所でも浮かないような装いをしています。

ただし、全身をこれ見よがしにハイブランドで固めると品がない印象になるため、ポイントアイテムでさりげなく取り入れたコーディネートが多いようです。

一緒にいる友達も美人

港区女子は、友達も見た目が華やかな女性が多いという傾向にあります。港区女子は美意識が高いため、メイクやスタイルに気を使うような、価値観の合う人とのみ交流するようになるのでしょう。

港区女子には、ミスコン出場経験者や読者モデルのようなビジュアルに自信のある女性が多くいて、同じように華やかな人同士の付き合いが増えていくようです。

港区女子のインスタあるある

  • 港区女子あるある

インスタグラムは、港区女子が自分のキラキラした生活を披露するためによく利用されています。

彼女たちのインスタには、日常的に豪華な食事の写真がアップされます。高級レストランの料理や、高級ホテル内のおしゃれなラウンジ・カフェのスイーツ写真などが定番です。

海外旅行で高級ホテルに泊まっている様子や、完璧なロケーションで美しい風景を楽しむ様子をアップすることもあります。

モデルのようなポーズで写った写真が多いことも特徴です。インスタグラムのアプリでは写真の加工も簡単にできるため、足を長くする、くびれを作る、目を大きく見せるなどの加工を施した写真を投稿していることも多いでしょう。

また、タワーマンションでパーティーを楽しむ様子は、港区女子のインスタによく登場する光景です。

港区女子の恋愛・結婚観

  • 港区女子の恋愛観・結婚観

恋愛観

港区女子が理想とする男性は、高収入なハイスペック男性。収入だけでなく、学歴や職業、交友関係の広さも男性を選ぶ大きなポイントのようです。

また、どれだけのお金や時間を自分に使ってくれるのかを重視しています。豪華なデートや食事に連れて行ってくれる男性や、高価なプレゼントを贈ってくれる男性のポイントは高く、年齢や外見はそれほど重要ではないといわれています。

結婚観

実は結婚願望が強いことも港区女子の特徴です。30歳くらいまでにハイスペックな男性と結婚して、結婚後も豊かな生活を続けたいと思う人が多いようです。

恋愛以上にスペックを重視し、年齢や外見はさらに関係なくなるでしょう。結婚後もセレブな生活を送りたいと考えているため、お金を持っていたとしても、あまり使わないケチな人とは結婚を考えられないでしょう。

港区女子の末路とは

  • 港区女子の成れの果てとは

前述のように、大企業に勤めたり起業をしたりと、自立している港区女子は多くいます。

一方で、若さと美貌だけを武器にしていたために、年齢を重ねて男性から相手にされなくなり、豪華な生活を維持できなくなる港区女子も存在するようです。

この章ではあくまで一例として、港区女子の成れの果てと言われるケースを紹介します。

若さだけを武器にしていた人は、年齢を重ねて「痛い人」に

港区女子の多くは25歳くらいまではチヤホヤされますが、20代後半になると少しずつ周囲から人が減ってくるといわれています。港区女子がお金持ちの男性を求めていることと同様に、この界隈の男性も若い女性を求めているためです。

自分の年齢が上がるにつれて、同年代だった美女の友人たちも結婚などで港区女子を卒業していき、飲み会などの場に魅力的な女性を連れて行くことも難しくなります。

このように年齢を重ねて「若さ」という価値が下がると、お金を出してくれる男性は少なくなり、生活水準を維持できなくなるでしょう。

それにも関わらず若く見せることに固執したり、自分はまだ若いのだと無理をしたりすることで、「痛い人」になってしまいます。

人は誰でも老いるものです。若さ以外の自分の魅力を高めていくことが重要です。

パトロンがいなくなり路頭に迷う

自分の実力で収入を増やす人もいますが、パトロンの存在で身の丈以上の生活をしている港区女子も多くいます。しかしパトロンとは不安定な存在であるため、突如関係が解消され、生活が成り立たなくなるということもあります。

そのため、セレブな生活を生涯送るためにも、多くの港区女子はハイスペックな結婚相手を30歳までに見つけることを願って活動しているのでしょう。

しかしそれよりも確実なのは、若さや運以外に、自分の力で稼ぐ力を身に付けることと、自分の身の丈にあった金銭感覚を保つことなのかもしれません。

港区女子の中でも明暗は分かれる

ベールに包まれた「港区女子」という存在。その華やかな生活を支えるためには、自身を美しく保つための努力や向上心が不可欠です。

中には若さだけを武器にして今を楽しんでいる港区女子も存在しますが、そのままだと若さを失ったときに自分の価値を信じられなくなってしまいます。

若さや他人の気持ちは儚いものです。そこに依存するのではなく、揺るがない自分の価値を見つけ、高めていくことで、輝かしい毎日を手に入れたいものです。