元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が11日、YouTubeチャンネル『おじさんだけど、遊んでもいいですか?』で公開された動画「【WBC2026予想】山本昌と工藤公康が次期WBCに期待できると思う選手とは? |変化した現代と過去の野球について考える」に出演。2026年に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」の代表入りを期待する投手を明かした。
■山本昌氏、奥川恭伸は「当然エース格になれる人材」
2026年の「WBC」で代表入りが期待される選手を予想する工藤公康氏と山本氏。その中で、山本氏が「一番期待しているのが……」と切り出し、名前を挙げたのが、ヤクルト・奥川恭伸だった。
2019年にドラフト1位で同球団に入団した奥川。最速155キロの速球と精密なコントロールを武器に、2021年には防御率3.26、9勝4敗という好成績を残したが、ここ2年はケガに苦しんでいる。
そんな奥川について、山本氏は「今ね、肘を自然に治そうと、手術せずに治療を続けてるわけなんですけど」と説明しながら、「それこそ佐々木朗希くんと同い年なんで。彼が復調していたら、ピッチングの内容とかコントロールを見ると、当然エース格になれる人材だと思ってる」と絶賛する。
すると、工藤氏も「佐々木朗希くんと同じ年齢というのは知ってたんですけど、ケガさえしなければ、彼と同じぐらいの活躍はしてたのかなというふうに(思ってた)」と同意。「ひょっとしたらもっと活躍してたかもしれない。全体的なバランスからいうと、奥川くんのほうがバランスのとれたピッチャーだなと思ってた」と打ち明けると、 山本氏は「肘なんでね。どっかで治ってくると思うんですよ。肩はあれですけど、肘は今、ほとんどの人が治せるので」とも語っていた。