元プロ野球選手で野球解説者の工藤公康氏が11日、YouTubeチャンネル『おじさんだけど、遊んでもいいですか?』で公開された動画「【WBC2026予想】山本昌と工藤公康が次期WBCに期待できると思う選手とは? |変化した現代と過去の野球について考える」に出演。2026年に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」の代表入りを期待する選手を明かした。

  • 左から山本昌氏、工藤公康氏

■工藤公康氏、山下舜平大は「入るんじゃないかと思いますね」

山本昌氏とともに、2026年の「WBC」で代表入りが期待される選手を予想する工藤氏。ロッテ・佐々木朗希について「彼が身体的に問題なければ、間違いないというふうには思いますね」と述べつつ、「今回のWBCのメンバーがある程度は入る。新しく入るとしたら誰かなって考えをしたときに、オリックスのピッチャーの子たちのほとんどが150キロを超える。その中に山下舜平大投手であったり」と、オリックス・山下舜平大の名前を挙げることに。

そして、「山本(由伸)投手もいるし、宮城(大弥)投手もいるんですけど、舜平大くん見ててもすごく歯切れのいいピッチングをするし、スピードも速いし、入るんじゃないかと思いますね」と太鼓判を押すと、山本氏も「スケール大きいですよね」「真っ直ぐが155キロ以上出て、あのカーブと落ちるボールと。安定感が出たらすごいですよね」と納得する。

さらに、工藤氏は「伸びしろがまだまだあるんじゃないかなって思う」と分析。「身長が高いか低いかで球の速さの感覚って変わるじゃないですか? 日本の選手たちも今だいぶ大きい子たちが多いので、上から落ちてくるようなカーブにしても、低めにいけば空振りの確率も高くなるし」「バッターからすれば見にくい」と解説していた。