パーク24は9月8日、「電気自動車」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2月16日〜22日、同社サービス「タイムズクラブ」の会員男女5,949名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、電気自動車の運転経験を聞いたところ、運転したことが「ある」人は21%と、前回(2022年)から4pt増加。年代による大きな偏りはなく、全年代で電気自動車に触れる機会が増えているよう。
電気自動車を運転した場面については、「カーシェアリング」(26%)が最も多く、僅差で「レンタカー」(25%)、「イベントやディーラーなどの試乗車」(21%)が上位に。年代別で見ると、「カーシェアリング」は若い年代ほど比率が高く、20代以下では51%に。一方、「イベントやディーラーなどの試乗車」は60代以上で多い傾向となった。
次に、電気自動車を保有していない人(5,844人)に、電気自動車の購入検討について聞いたところ、84%が「検討したことがない」と回答。
また、「検討はしたものの購入しなかった」人は16%。その理由を聞くと、1位「EVステーション(充電できる場所)が少ない」(55%)、2位「車体価格が高い」(53%)、3位「航続距離に不安がある」(38%)が上位に。
そこで、電気自動車がどのようになったら購入するかを聞いたところ、「価格が手ごろになったら」(25%)が最多で、購入時には充電インフラより車体価格を重視するよう。次いで「EVステーションが増えたら」(18%)、「航続距離に不安がなくなったら」(12%)と続いたほか、今回から新しく追加された項目「充電時間がガソリン車の給油時間と同等の早さになったら」が10%、「2030年にガソリン車の新車販売が禁止になったら」が5%を占め、価格だけでなく充電性能などの技術革新を望む人や、新車販売が電気自動車のみという状況になれば購入する人もいることがわかった。