7回に起死回生の同点2ランを放つ楽天・小郷裕哉 (C)Kyodo News

● ロッテ 3 - 5 楽天 ○

<21回戦・ZOZOマリン>

 楽天は逆転勝利で連敗ストップ。借金を再び「4」に減らし、3位・ソフトバンクとの2ゲーム差を保った。

 楽天打線は2点を追う3回、7番・阿部が3号ソロを右翼席へ運び反撃開始。再び2点を追う7回は、8番・小郷が23打席ぶり(3四球含む)の安打となる8号2ランを右翼席へ運び試合を振り出しに戻した。

 同点の9回は相手守護神・益田から一死二塁の好機を作り、阿部が左中間を深々と破る適時三塁打を放ち逆転に成功。なおも一死三塁で続く小郷が、この試合3打点目となる左前適時打を放ち5-3とリードを広げた。

 先発の田中将は2本のソロ本塁打を浴びながらも、7回6安打3失点とゲームメイク。同点の8回は2番手・鈴木翔がピンチを招き降板したが、一死一、二塁でリリーフした安樂が見事な火消しでゼロを刻んだ。2点リードの9回は守護神・松井裕が締め、2年連続6度目となる30セーブ目(1勝3敗)に到達。安樂に今季2勝目(1敗)が記された。