読売テレビの漫才番組『漫才Lovers』が9日(14:30~※関西ローカル、TVerで見逃し配信あり)に放送される。

  • COWCOW=読売テレビ提供

■『漫才Lovers』にCOWCOWの多田健二と善しが登場

ある一組の漫才師に密着し、その漫才愛とコンビ愛に迫る企画「漫才愛Lovers」に今回登場するのは、今年芸歴30周年を迎えるCOWCOWの多田健二と善し。常に新しい笑いを生み出す“お笑いクリエーター”の2人に密着し、その魅力を徹底解剖する。デビュー後は独創的な世界観のネタで数々の賞レースを勝ち取り、2001年には満を持して東京に進出したCOWCOW。しかしほどなくして『M-1グランプリ』の出場資格がなくなり目標を見失ってしまう。そんな中2人が活路を見出したのが『R-1ぐらんぷり』だった。そんな彼らを周囲の芸人はどう見ていたのか、同期の小籔千豊が証言する。そして現在、多田と善しが語るお互いの存在とは。

プライベートの密着では、早朝徒歩で自宅を出て一般人の友人と合流し、近所の公園へ向かう善しの姿が。そこで毎朝行っているという驚きの日課が判明する。大悟が「これ、日本の映像!?」と思わず声を上げた善しの日課とは。一方、多田のインタビューが行われたのは、なぜか駐車場に停まったマイカーの中。謎に包まれたCOWCOWの素顔が明かされる。

■同級生コンビにとって悩ましい“互いの呼び方”

さらに2人の関係性にも切り込む。いつも楽屋は別々、会話も最低限のやりとりのみというCOWCOWだが、2人が出会ったのは15歳の頃。善しはオシャレで他校にファンクラブがあるほどの人気者、多田は恥ずかしがり屋の野球少年だった。そんな2人を繋いだのがお笑い。彼らの学生時代と、コンビ結成に至った経緯を再現ドラマで紹介する。スタジオには、COWCOWと同じく同級生同士でコンビを組むダイアン・ユースケ、スマイル、ダブルヒガシが集結。高校生の頃、毎日一緒にいたというダブルヒガシは当時の仲良しぶりや、妙にかっこいいコンビ結成の経緯を語る。また、同級生コンビにとって悩ましいのがお互いの呼び方。いつの頃からか呼び名が変わるようで、多田も突然の善しの名前の呼び方の変化にショックを受けたことがあると語り、一同も相方の呼び方について盛り上がる。最後は「あたりまえ体操」をはじめ、型にはまらない自由な発想のネタが海外でも人気を集めるCOWCOWが漫才を披露。出会って36年、コンビになって30年、あらゆるスタイルで研鑽を積んだ2人がたどりついたCOWCOW流の爆笑ネタを届ける。