SMBCコンシューマーファイナンスは、8月28日、「10代の金銭感覚についての意識調査2023」の結果を発表した。同調査は2023年7月19日~20日の期間、15歳~19歳の学生1,000人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 投資をしているか

はじめに、投資をしているか聞いたところ、「している」は9.2%、「していないが、したいと思う」は42.4%で、合計した「前向き(計)」は51.6%となった。

投資に前向きな人の割合は、男性では58.4%と、女性(44.8%)と比べて13.6ポイント高い結果に。また、投資に前向きな人の割合は、高校生では51.1%、大学生・短大生・専門学校生・予備校生(以下「大学生等」)では52.3%と、どちらも半数を超えた。

  • 投資をしているもの

次に投資をしている人(92人)に、投資をしているものを尋ねると、「服」(23.9%)が最も高く、次いで「株式」(21.7%)、「投資信託」「スニーカー」(各14.1%)、「仮想通貨」「金(ゴールド)」(各10.9%)が続いた。

  • 投資をしたいと思うもの

投資をしたい人(424人)に、投資をしたいと思うものを問うと、「株式」が40.8%と突出して高くなり、「服」(26.4%)、「FX」(20.0%)、「投資信託」(17.7%)、「金(ゴールド)」(15.6%)の順にあげられた。

  • 投資で得ているひと月あたりの利益

投資をしている人(92人)に、投資で得ているひと月あたりの利益を調査すると、「0円(ない)」(32.6%)や「2,000円未満」(18.5%)、「わからない」(33.7%)に回答が分かれ、利益額を把握している人(「わからない」を除く)の平均は4,927円だった。