三井不動産は、8月23日~25日に「第46回 新宿三井ビルディング 会社対抗 のど自慢大会」を開催した。
同イベントは、新宿三井ビルディングに入居するテナント企業のみが参加できるカラオケ大会として 1975年に第一回目が開催され、今年で46回目となる、新宿の社会人にとっては夏の風物詩ともなっている一大イベントだ。コロナ禍を経て4年ぶりの開催となり、44社、計75組、213名が参加。会場にはリアルの場ならではの熱気があふれ、社会人のハイレベルでエキサイティングな闘いの3日間となった。
参加者は1社につき3チームまでという規定のため、社内選考を実施する企業もあり、歌唱力だけでなく趣向を凝らした演出や、社員総出での応援も圧巻。2日間に渡る予選を勝ち抜いて3日目の決勝に出場できるのはたった20組とあって、各日の決勝進出者発表時には、歓喜や悔し涙、また他チームの雄姿を互いに称えあう姿が各所で見られたという。
イベントの名物にもなっているステージに舞いあがる大量の紙吹雪は、環境に配慮し使用済みの「シュレッダー紙」を使用。大きな声援とともに、応援団自らの手で歌にあわせてステージに投げ入れられ、大会をより一層盛り上げた。
この白熱の3日間を制し、優勝したPayPay銀行へは、ゲスト審査員の島谷ひとみさんから優勝賞品が手渡された。賞品はすべてテナント企業からの協賛によるもので、入賞者には旅行券、家電、ゲームソフトなど豪華賞品の数々が送られ、「過去の大会では優勝できなかったが、やっと優勝でき、とてもうれしい」とコメント。
なお準優勝はカプコン、3位はウィルオブ・コンストラクション、応援賞は東京ソフトウェア、ベストパフォーマンス賞はスターバックスコーヒージャパンという結果に。
参加者からは「待ちに待った復活大会」「予選敗退したが、皆で一致団結して取り組めてよい経験になった」 「リアルの場ならではの出会いと盛り上がりがあった」というコメントが寄せられたという。