巨人の阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチが17日、YouTubeチャンネル『徳光和夫の人生ジャイアンツ 【日テレジータス公式】』で公開された動画「#66 【紙一重】今のチーム状況は、、、」に出演。徳光和夫の質問を受け、キャッチャーのリードについて語った。
■阿部慎之助コーチ、率直な思いを吐露
徳光から「(お会いするのは)キャンプ以来ですけど、今どういうお気持ちですか?」と聞かれ、阿部コーチは「正直……悔しいかな。悔しいですね、やっぱり」と率直な思いを吐露。「チームとして、バッテリーが抑えると、バッターが打てない。バッターが打つと、ピッチャーが失点するゲームがある。本当に紙一重でそれで負ける。そこを取ってるからこそ、阪神は上にいるし、そういうところを落としてるチームはこう(下位に)なるんだろうなって、考えさせられます」と打ち明けた。
続けて、徳光は「チーム力や戦力が拮抗してるってことですか?」と質問。これに阿部コーチは「だと思います」とうなずき、「本当に紙一重だと思うし、阪神のピッチャーみんな、防御率は1点台ですけど、やっぱりチャンスもありましたし、そこであと1本……。監督もいつもおっしゃってますけど、そこの勝負だけなんで」と悔しそうな表情を浮かべた(※動画は12日収録)。
■阿部慎之助コーチ、キャッチャーのリードに持論
また、徳光が「僕らファンは勝手なことも言うんですけど、大城(卓三)捕手のリードはどうなんだろうと言って、スロービデオで見てみますと、ミットを構えたところにボールは行くんですが、ボール一つ内側とか、そういったところが打たれてしまってる」と自身の印象を伝えると、阿部コーチは「そこはピッチャーの技量なので。たぶんどのキャッチャーも、自分が思った通り本当にボールが来たら、めちゃくちゃ最少失点で抑えられると思います」と持論を展開。
さらに、「それがちょっと甘く来たとか、その紙一重ですね」「バットの芯と一緒ですよ。本当に2ミリとかずれただけで凡打になったり、ホームランにならなかったりする世界なので」と補足すると、徳光は「なるほど! そういう話を聞きますと、やっぱり野球は相当奥深いですね。非常に面白いスポーツだなっていうふうに思います」と目を丸くしていた。