温泉街の湯河原町で、異国の料理を楽しめるお店があります。JR東海道線湯河原駅から徒歩11分、海へ向かう大通りに位置するOleemun(オリマン)です。
ここでは、モーリシャス共和国生まれのシェフが手がけるこだわりの料理が食べられます。モーリシャス共和国はインド洋にある島国で、カレーやビリヤニ等のスパイスを使ったグルメがあるようです。
今回は最近マイブームになっているビリヤニを目的に伺いました。平日のランチタイムに行くと、この日は嬉しいことにすぐに入店できました。
モーリシャスと聞くとどんな雰囲気なんだろう?と想像できていませんでしたが、店内は畳のお座敷席があって和を感じられる作りの空間でした。建物は和、インテリアは洋がミックスされていますが、まとまっていて素敵でした。
店内のボードには、この日の食材となる湯河原産の野菜達が書かれています。観光で訪れた方々にとっても地産地消は嬉しいですね。料理はモーリシャスだけれど素材は湯河原、オリジナリティがあります。
野菜は自然農法で、さらにハラール認証の食材や、ヴィーガン・ベジタリアン対応のメニューもあるとのことです。
早速お目当てのビリヤニを注文します。チキンビリヤニプレート ¥1,800
ビリヤニとは、肉やオニオンとバスマティライスをスパイスを使って炊くもので、日本で言う炊き込みご飯のような料理です。
こちらのお店では、サラダやトッピングで彩られた美しいプレートで提供されました。
まずはビリヤニのライスを一口、パラパラふわふわです!スパイスは感じますが、辛さはかなり控えめでとても食べやすいです。そしてチキンは味付けが染み込んでいて柔らかいです。サラダはケールやリーフなどの葉がシャキッと弾力があり新鮮です。ビーツが丁寧にバランス良く盛られていて見栄えも美しいです。さらにビリヤニを食べ進めると、トマトと玉ねぎと唐辛子のソース、ゴーヤチップス、丸い揚げ物等、様々な具材と出会います。一口一口を自分の気分で味変しながら飽きずに食べることができ、大盛でしたがあっという間に完食しました。ランチタイムのメニューでは無料で大盛にすることができます。
もっと辛さが欲しい方は、マザバルというチリペーストを追加できます。
マザバル¥100
日本スタイルの畳のお座敷に座ってモーリシャスの料理を食べる、新鮮だけれどほっこり落ち着くランチでした。
お店は料理が売り切れ次第営業終了だそうです。スパイス料理が好きな方、湯河原の食材を使ったグルメが食べたい方、温泉地らしい料理に少し食べ飽きた方、ぜひ食べに行ってみてください。