女優の桜田ひよりが、テレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』新シリーズ(10月10日スタート 毎週火曜21:00~)に出演することが15日に明らかになった。

■ゴールデン進出のミタゾノに桜田ひよりが参戦

同作は女装した大柄な家政夫の“ミタゾノさん”こと三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う根深い汚れまでもスッキリと落としていく、痛快覗き見ヒューマンドラマシリーズ。2016年10月クールにテレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠でスタートし、昨年4月には第5シリーズを放送と、同枠で誕生したシリーズ作品としては最長を記録している。昨年には舞台化も実現した人気シリーズが、この秋ゴールデン帯へ進出する。

そんな最新シリーズで新人家政婦役として参入するのは、映画『おそ松さん』やドラマ『silent』での好演も記憶に新しい桜田。これまでの家政婦史上最年少、20歳の新人家政婦・矢口実優(やぐち・みゆ)を演じる。20歳という若さのわりには、どこか肝が座っており、繰り出される発言も大人びていて「人生経験の豊富さ」をうかがわせる実優。ストレートな物言いで、派遣された家庭の問題も冷静に分析し、男女関係や色恋沙汰については人生経験に裏打ちされたような意見を述べるが、実は……という役どころだ。

桜田、松岡昌宏、伊野尾慧のコメントは以下の通り。

■矢口実優 役・桜田ひより

『家政夫のミタゾノ』への出演が決まったと最初に聞いたときは、「まさか私があのミタゾノの世界に参加できるなんて……!」と驚きもありつつ、素直にうれしい気持ちになりました。松岡昌宏さん演じるミタゾノさんとの初対面は、テレビで見るよりも迫力満点でした(笑)。伊野尾慧さん演じる光くんが、そのままでした! お2人とも本当に優しく、そして現場のスタッフの方々も温かい方ばかりで、いつも助けていただいています。

『家政夫のミタゾノ』のテンポ感や演技は、舞台演技に近い感覚があり、また新たな自分を発見することができています。私が演じる実優ちゃんは身振り手振りが多い、表情豊かな女の子、というのを意識してお芝居に臨んでいます。

■三田園薫 役・松岡昌宏

桜田ひよりさんは明るい、とにかく明るい。劇中もそうですが、撮影の雰囲気も明るくしてくれています。目下、移動距離の長い中、みんなで撮影を頑張っております。ゴールデン帯へのお引越しでも、特に何も変わらない『家政夫のミタゾノ』ですが、よろしくお願いします。

■村田光 役・伊野尾慧

桜田さん、かわいいです。目がぱっちり。唇もプルプル。同じ家政婦見習いとしてある種ライバル的な立ち位置ではあるので、そういった部分も負けられないなと思っています。今シーズンはいつも以上にリップクリームを塗りたくっています。

僕は4シリーズ目の参加になりますが、スタッフさんがほとんど変わらず参加してくださっていて、皆さん忙しい中でこれだけ同じメンバーが参加しているのは、この作品への愛がすごいあるのだなと感じます。と同時に、その愛だからこそ皆さんが思い思いに『家政夫のミタゾノ』を面白く作り上げようと頑張っている感じが素敵だなと思っています。