お笑い芸人のとにかく明るい安村が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(19日21:00~)で、ドラマ初主演を果たす。
安村が主演を務めるエピソードは『うしろの正面』。ある男性が行きつけの銭湯で体験した不気味な出来事をドラマ化しており、安村はほぼ全編を通じて入浴シーンを演じていく。
主人公の男が毎日のように通うお気に入りの銭湯は、すいていて毎日貸切状態。子どもの頃父親に教わった通り、湯船につかる間は童謡「かごめかごめ」を口ずさむことが日課になっていた。そんなある日、いつものように「かごめかごめ」を鼻歌で奏でた後、湯船から上がると何となく背後から気配を感じる。しかし、浴場には自分以外に人はおらず…。
その翌日も「かごめかごめ」の最後のフレーズまで湯船につかった後洗い場に向かうと、またも背後から何者かの強い気配を感じる。しかし誰もいるはずがなく、不思議な感覚が毎日続いていた。だがある日、いつものように頭を洗う主人公の肩を何者かの指が触れたような感触があり…。
■とにかく明るい安村コメント
――『ほん怖』出演の感想を教えてください
「ついに僕も『ほん怖』に見つかってしまいました(笑)。役者としての顔を、そして世界に通用する演技を見せたいと思っています。ドラマ初主演の勇姿はやっぱり、『ブリテンズ・ゴット・タレント』審査員のサイモン(・コーウェル)に見てほしい!“TONIKAKU”には、こういう一面もあるんだと。是非、サイモンに『ほん怖』の映像を送ってください!今後もヨーロッパでネタをする予定なのですが、ただの裸のおじさんじゃないぞ、演技もできるぞというところをサイモンに見せたいですね」
――『うしろの正面』の見どころと役については?
「見どころはやっぱり…僕の入浴シーンは必見です。世界中が待ち望んだ僕の入浴シーン、そしてゾクっとくる結末。みどころ満載なので、絶対に見逃さないでいただきたい。そして、とにかく明るい安村の入浴シーンがずっと続きますので、“安村ってこんな体しているんだ”“肩にホクロあるんだ”と体の隅々まで確認していただきつつ、ゾクっとする恐怖も同時に感じてください」
――最近体験したゾクっとしたエピソードはありますか?
「イギリスでネタを披露したときは3000人くらいの方々がスタンディングオベーションをしながら“Pants!”と大盛り上がりだったのですが、日本ではややウケで…あの空気はゾクっとしました。まさかの自国がアウェーなんだと冷や汗が出て、この先も日本でやっていけるのかとゾクっとしましたね(笑)。海外逃亡して現実逃避しながら、またあの興奮を味わいたいです」
――放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします!
「とてもおもしろくて、ゾクっとする夏にぴったりな番組です。そして僕が出演する『うしろの正面』はとても怖いドラマになっているので、みなさんしっかり見ていてください。Don't worry, I'm wearing!」
■プロデュース・大野公紀氏(フジテレビ ドラマ・映画制作センター)コメント
「今最も忙しい方と言っても過言ではない、とにかく明るい安村さんにご出演いただけることになり、とてもうれしく思っています。『うしろの正面』は、海を渡って笑いの旋風を巻き起こし凱旋(がいせん)した安村さんのドラマ初主演作です。舞台は銭湯。それも伝統的な趣をたたえた銭湯です。幼い頃、お風呂で頭を洗おうと目を閉じた際、何となく背後から怖さを感じた経験はないでしょうか?『うしろの正面』は、そんな日常の怖さを表現した作品であり、どこか懐かしくもある、夏にピッタリのエンタメドラマになっています。安村さんと番台さんとのやりとりなど遊び心満載のこの作品をぜひ楽しんでご覧ください!」
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