GKターナーがアーセナルからN・フォレストへ完全移籍 [写真]=Getty Images

 ノッティンガム・フォレストは9日、アーセナルからアメリカ代表GKマット・ターナーを獲得したことを発表した。

 契約期間は2027年6月30日までの4年間。移籍金については明かされていないが、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じたところによると、1000万ポンド(約18億円)程度がアーセナルに支払われたという。

 現在29歳のターナーは、母国のニューイングランド・レボリューションやリッチモンド・キッカーズでメジャーリーグ・サッカー(MLS)通算99試合に出場した後、昨年夏にアーセナルに完全移籍加入。昨シーズンは、正守護神を務めるイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの控えとして、ヨーロッパリーグ(EL)で5試合、FAカップで2試合に出場した。

 2021年2月にデビューを飾ったアメリカ代表では、ここまで国際Aマッチ通算32試合に出場。CONCACAFゴールドカップ2021では全試合にフル出場し、優勝の立役者となった。また、昨年のFIFAワールドカップカタール2022でも全4試合でゴールマウスを守り、チームのベスト16進出に貢献。さらに、6月から7月にかけて開催されたCONCACAFゴールドカップ2023ではキャプテンマークを巻き、全5試合中4試合に出場している。

 新天地が決まったターナーは、ノッティンガム・フォレストのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「ここにいるのは素晴らしい気分だ。本当に楽しみにしているし、素晴らしい挑戦であると同時に、キャリアにおける素晴らしい一歩だと感じているよ。このクラブが僕に興味を持っていると聞いた時、家族にとって正しいことだと思った。代理人からそのことについて話された時にも同じように感じた。そして、今の僕にとって正しい決断であると感じているよ」

「監督やバックルームのスタッフ、クラブの全てに輝きがある。最初から良い感触があったし、移籍を完了できて嬉しいよ。チームメイトやファン、そして街との繋がりを持つことを楽しみにしている。ここにいられることに感謝しているし、新たなスタートが待ちきれないよ」