お笑いコンビ・麒麟の川島明とアンガールズの田中卓志が、フジテレビのバラエティ番組『深夜のハチミツ』に6日(24:55~ ※関東ローカル)の放送から、8月の先輩芸人として登場する。
まだ世の中で花開いていない“つぼみ芸人”たちが、華のある芸人になることを目指す同番組。8月に出演するのは、足腰げんき教室、キャプテンバイソン【初】、9番街レトロ、金魚番長【初】、サンタモニカ、センチネル、千年ぶり、タイムキーパー、生ファラオ、人間横丁、ぱーてぃーちゃん、ミスター大冒険。、ミヤコジマ【初】、麦【初】、モシモシ、ももグミの16組だ。
6日の企画は、「つぼみ芸人ハチミツダービー」。先輩芸人の川島、田中にそれぞれのキャラを知ってもらうため、「川島にハマりたい記念」、「田中にハマりたいカップ」の2レースを開催。つぼみ芸人たちが先輩芸人にハマるべくこん身の「ショートネタ」を披露して、川島と田中にそれぞれハマった芸人ベスト3が発表される。出走(ショートネタ披露)前には芸人たちのパドックもあり、先輩芸人から鬼のムチャぶりが飛ぶ場面も。
コメントは、以下の通り。
――収録を終えて。
川島「“自分が若手だったら何にもできないだろうな”と思うくらいの熱気でした!自分がもう1回、0年目に戻って“この番組出ろ”って言われたら、走って逃げるやろうなと(笑)」
田中「収録前にマネージャーさんから、“頑張ってこいよ!”とか、そういうこと言われるんですよね。それで収録中に、マネージャーに言われたことが全然できてないことがプレッシャーとしてのしかかってきて、より動けなくなるみたいな(笑)」
川島「でも収録でも言いましたけど、僕らの時代よりレベルが高いですよね!」
田中「そうなんですよ!よくここまでのレベルで、みんな前に出てこれるなって!」
川島「絶対何かやるじゃないですか。“ひとついいですか”みたいなの用意してて」
――ご自身の経験と似ているとか、“あの瞬間を思い出したな”ということはありましたか?
川島「千年ぶりは、“自分たちは漫才で頑張るぞ”っていう思いが強いのが、自分たちとかぶっていたので、ダンス対決で頭真っ白になるのが共感できましたね(笑)。マジで地獄なんですよね。(千年ぶりの)時央くんが静かにマットから落ちたときは自分を見ているようで、もうギブアップでしたね(笑)」
田中「気持ち的に“(自分は)落ちた方がいいな”って思っちゃうんですよね」
川島「“(流れ的に)僕じゃないな”ってなるんですよね。でも、こういうところで跳ねなかった人が(今)MCやれてるから、夢を持ってもらいたい」
田中「そうそう!今日うまくいってないなって思った人もいるかもしれないけど、それも全然反省する必要ないし、こういう現場に強い人っているんですよ!」
川島「これはもう競馬で言ったら、直線だけの1000mみたいなもんですよ。だから未来のMCがこの中にめっちゃいると思うし、そしてそれは、明らかに苦手な顔をしているやつです(笑)」
――収録を通して気になった芸人はいますか?
田中「空気感がアンガールズに似ているのが、人間横丁ですね!ひな壇でモジモジしているのが似ていたから、気になりましたね(笑)」
川島「麦とか1年目なのに堂々とやっててすごいですね」
田中「1年目でテレビであれだけできるって、ありえないですよね!」
川島「(麦の)かなちゃんには震えましたね。あの衝撃たるや。令和の笑いですね」
田中「この時期にしかできない笑いとかもあるので、ぜひ今見ていただきたいですね」
――見どころをお願いします。
川島「良い意味で不安定ですね。バーンと盛り上がるゲームもあれば、何とは言えませんけど、やって全員テンション下がったゲームが…(笑)。全員下向いて終わるみたいな場面もあって。ゴールデンとか安定して中堅がいる番組だとこれは見られないですね」
田中「あと、体張りすぎたせいで起きるハプニングも一つあるんで(笑)」
川島「そう!!カットされる可能性があるけど、音声だけでもどうか…(笑)」
田中「いやいや!深夜だから残ると思いますよ!」
川島「久々に人がああいう…打ち上げでしか見られないんじゃないかってことが(笑)」
田中「あれはもう名シーンでしたね!」
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