ローマは7月31日、MFフレン・ホン・ゲレーロの加入を発表 [写真]=Getty Images

 ローマは7月31日、レアル・マドリードから元U-18スペイン代表MFフレン・ホン・ゲレーロをレンタル移籍で獲得したことを発表した。また、買い取りオプションが付帯していることも併せて伝えている。

 2004年4月14日生まれのJ・ゲレーロは現在19歳。実父はアスレティック・ビルバオのワン・クラブ・マンであり、“バスクの貴公子”の異名を取ったフレン・ゲレーロ氏だ。出生地はビルバオだが、幼少期はマラガの下部組織に在籍すると、2018年にレアル・マドリードの下部組織に移籍。父親を彷彿とさせるアイデアやインテリジェンスに富んだプレーで、フべニールA(U-19)にまで昇格した。今冬からはアモレビエタ(3部)にレンタル移籍加入した同選手は、リーグ戦17試合に出場し4得点の活躍を見せ、1年でのセグンダ復帰に大きく貢献している。

 当然、J・ゲレーロに対しては、アスレティック・ビルバオが獲得に乗り出すことが予想されていた。今夏の移籍市場でも度々動向が報じられていたが、最終的に実現には至らず。なお、スペイン紙『マルカ』によると、原則的にはローマのBチームでプレーすることになるようだ。