「ビハインド」は、ビジネスやスポーツ、韓国のアイドル用語と幅広いシーンで使われています。

日常生活で何気なく耳にする言葉ですが、さまざまなシーンで使われるため「この場合はどういう意味?」とお悩みの方も多いでしょう。

そこで今回は「ビハインド」の意味を、例文や類語などとあわせて紹介します。

「ビハインド」の意味とは

  • 「ビハインド」の意味とは

    「ビハインド」の意味をご紹介します。

「ビハインド」は英語の「behind」が語源であり、何かの後ろにある物事の状態や、後れを取っている状況を指す言葉です。

ビジネスやスポーツ、韓国のアイドル用語など複数のシーンで使われており、表す意味は使用される場面によって少しずつ異なります。

そこでここからは「ビハインド」の意味を、シーンごとに分けてご紹介します。

「ビハインド」の意味【ビジネスシーン】

ビジネスにおける「ビハインド」は、業務が遅延することや進捗が悪いことを表します。

  • 残業をしてビハインドを取り戻した
    (残業をして業務の遅れを取り戻した)

  • この案件の担当者は新人なので、ビハインドを想定しておくように
    (この案件の担当者は新人なので、進捗が予定よりも悪くなることを想定しておくように)

「ビハインド」の意味【スポーツ】

スポーツにおける「ビハインド」は、成績が相手に負けている・後れを取っている状況を表します。

例えば、試合で相手チームよりも点数が低く、負けているときに「〇点ビハインド」「ビハインドの展開」というように表現できます。

また、サッカーやバスケットボールには「プルプッシュビハインド」「ビハインド・ザ・バック」など、名前に「ビハインド」が付く技があり、耳にしたことのある方も多いでしょう。

「プルプッシュビハインド」とは、片方の足でボールを後ろに移動させ、反対の足の後ろを通して前に出すサッカーの技であり、「ビハインド・ザ・バック」とは、自分の体の後ろにボールを通してドリブルをするバスケットボールの技です。

「ビハインド」の意味【韓国アイドル】

韓国のアイドル用語における「ビハインド」は、舞台裏のことを表します。

例えば、音楽番組などでアイドルがパフォーマンスをしていないときの姿や、撮影の裏側を映した映像・写真のことです。

「ビハインド」の使い方・例文

  • 「ビハインド」の使い方・例文

    「ビハインド」の使い方や例文をご紹介します。

「ビハインド」が表す意味は状況によって異なり、表現の仕方も変わります。

例えば、スポーツの試合で相手チームに1点負けていることを「1点ビハインド」、ビジネスでは業務の遅れを取り戻すことを「ビハインドを取り戻す」のように表現できます。

ここからは、シーン別に「ビハインド」の使い方を紹介します。

「私たちのチームは2点のビハインドを背負っている」

「私たちのチームは2点のビハインドを背負っている」は、スポーツで使える例文です。相手チームに2点差で負けていること、2点の後れを取っていることを表しています。

「今週中にビハインドを取り戻さなければならない」

「今週中にビハインドを取り戻さなければならない」は、ビジネスシーンで使える例文です。進捗が悪いこと・業務の進行が遅れていることを表します。

ビジネスシーンでは「ビハインド」と「取り戻す」「取り返す」を組み合わせて使うことが多いです。

「あのドラマのビハインドには彼女のとてつもない努力があるんだよ」

「あのドラマのビハインドには彼女のとてつもない努力があるんだよ」は、韓国のアイドル用語として使える例文です。ドラマ撮影にかけるアイドルの努力を表しています。

韓国のアイドル用語として使われる「ビハインド」は、多くの場合ステージの裏舞台を意味しますが、この例文のようにドラマ撮影の裏側を表すこともあります。

「ビハインド」の類語・言い換え表現

  • 「ビハインド」の類語・言い換え表現

    「ビハインド」の類語をご紹介します。

「ビハインド」の使い方に迷った場合や、シーンごとの意味がよく分からない場合は、類語に言い換えましょう。

「ビハインド」の類語は、主に以下の通りです。

  • 後塵を拝する
  • 後れを取る
  • 先手を取られる

それぞれの意味や、類語である理由についてご紹介します。

後塵を拝する

「後塵を拝する」とは、人に先んじられる・権力のある人に従う、という意味の言葉です。「後塵」は、馬車や人などが通った後に立つ砂埃のことを指し、先に行った人の砂埃をあびる様子を表します。

現代では「後れを取る」という意味で使われることが多いでしょう。

「ビハインド」の基本的な意味も「遅れている」を表すため、「後塵を拝する」が類義語に該当します。

後れを取る

「後れを取る」は「ビハインド」が持つ意味の1つであるため、そのまま言い換えられます。

「後れを取る」は「ビハインド」よりも馴染みのある言葉です。相手や状況に応じて使い分けるとよいでしょう。

先手を取られる

「先手を取られる」も「ビハインド」の類義語です。後れを取る・先を越されるなどの意味があり、言い換え表現として適切です。

例えば、スポーツで使われる「ビハインド」は、点数を取られて負けている=先を越されるという意味を表します。

「ビハインド」の意味を覚えておこう

「ビハインド」は、ビジネスシーンやスポーツ、アイドル用語としてなど、さまざまなシーンで使え、複数の意味を持つ言葉です。

予定よりも進捗が遅れていること、劣勢の展開であること、舞台裏(オフショット)のことなどを表します。

誤った使い方をしないためにも、この記事をご参考にぜひお役立てください。