26日(19:57~)に放送されるドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)では、小児心臓外科医の山岸正明氏に密着する。

100人に1人の新生児に現れるといわれる「先天性心疾患」。小児心臓外科の分野で世界中から尊敬を集める山岸氏は、これまで4,000人以上の子どもたちの命を救い、治療が困難とされてきた難症にも、解決策となる新たな術式をいくつも生み出してきた。

幼い弟を心臓病で亡くした過去があり、66歳の今も3つの病院を駆け回りながら生死の境に立ち続ける山岸氏。誰よりも努力したというその指先で、コンマ以下の精度の切除と縫合を繰り返し、不全の危機にある心臓をよみがえらせる。

「その子にとっては一生のことですからね。そこで絶対に僕は妥協しちゃ駄目だと」

人を救うことに生涯をかける医師の姿を追った。