お笑い芸人の小籔千豊が15日、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。動画「【トーク後編】小籔千豊 嫉妬した芸人ベスト10後編! プレーンなんでやねん! No.1芸人・ほぼ全芸人が憧れたあのコンビ・吉本新喜劇レジェンド・1位は芸人になるキッカケとなったコンビ!」内で、演技力の高さに驚がくした、吉本新喜劇の大御所芸人を明かした。

小籔千豊

同チャンネルでは今回、小籔がこれまでに嫉妬した芸人をランキング形式で発表する企画を実施。その第2位として名前を挙げたのが、吉本新喜劇の池乃めだかだった。

小籔は「この人は背が普通でもめちゃめちゃ売れてたと思います」と高く評価し、「みんなギャグとかボケって思ってますけど、ネタ振りがエグいんです」とそのすごさを解説していく。

その一例として語ったのが、食べ物が喉に詰まったような仕草をしたのちに「う……うまい」と発するというボケ。このボケで全くウケなかった若手時代の小籔とは対照的に、池乃が「う……うまい」と発した際には、会場は大爆笑だったと振り返る。

その様子に「え、なんで?」と衝撃を受けた小籔が理由を考えていったところ、池乃の喉に食べ物が詰まる仕草の演技力があまりにすごいため、「ホンマに喉に詰まったんかな……?」と客が一瞬戸惑っていることに気づいたという。

このことを受け、小籔は「僕らは芝居下手やから、『う……』の言い方で笑かそうとしてた。緊張と緩和の差がないんですよね。でも、めだかさんの場合はほんまに詰まったか、喉に疾患があったのかってお客さん全員に思わせてる」と分析。

そして最終的に、「それを見たときにネタ振りって大事なんやな」と、学びの大きな一幕だったと回想していた。