メディリードは7月18日、「男性の妊活や不妊についての実態調査」の結果を発表した。調査期間は2023年4月17日~23日、調査対象は20代~60代の男性、有効回答は5,252人。
まず、妊娠・妊活・不妊・不妊治療について、男性と女性でどちらに関係のあることか質問すると、「両者に関係がある」と答えた割合は、「妊娠」65.4%、「妊活」79.7%、「不妊」81.2%、「不妊治療」81.9%と、妊娠を除く3項目で80%前後に上った。
そして、現在の妊活状況については、5.3%が「妊活を行っている」と回答した。
次に、子どもを欲しいと思う気持ちを調べると、「欲しい(非常に+まあ)」人は20.6%にとどまり、「欲しくない(あまり+全く)」人が49.6%を占めた。また、子どもがいる(子あり)人の方が、子どもがいない(子なし)人より「欲しくない」と答えた割合は高いことがわかった。
子どもを欲しいと思わない理由については、1位「経済的に厳しい」(34.0%)、2位「子どもが成人するまで育てられるか不安」・「自由がなくなる」(各18.8%)と続いた。
妊活を行っている人(137人)を対象に、不妊治療のためクリニックに通院(受診)している人は全体の54.8%。内訳は、「男性のみ」が9.5%、「パートナーと一緒」が45.3%となった。
不妊治療受診のきっかけについては、1位「パートナーに勧められた」(45.3%)、2位「自分から」(32.0%)、3位「親族に勧められた」(20.0%)と続いた。
最後に、病院選びについて尋ねると、「迷った(すごく+少し)」と答えた割合は85.3%に上ることが判明した。