セガサミーグループのダーツライブは、ダーツに関する意識調査・実態調査の結果を7月7日に発表した。同調査は、2023年3月17日~3月19日の期間、15歳~64歳の男女1469人を対象にインターネットで実施されたもの。
はじめに2023年、1年以内にダーツをプレイした推定人口は595万人となり、日本人の21人に1人がダーツで遊んだことがあるという結果になった。直近の結果と比較すると昨年が522万人、一昨年が494万人でコロナ禍においても連続して増加傾向にあることがわかった。
内訳を性別・年代別にみると、20~34歳男性が昨年に引き続き33.6%と最も高く、この傾向に大きな変動はみられなかった。
一方、女性に注目してみると、2021年から比較して15~19歳が+1.8%の6.7%、20~34歳女性は+1.4%の20%へと、右肩上がりで増えている。
そして、1年以内にダーツをプレイした層を対象に、初めてダーツをプレイしたきっかけを尋ねると「人との付き合いで行った」(23.8%)、「友人と盛り上がれる遊びだと思ったから」(19.8%)と回答した人が多い結果に。気軽に遊べるダーツが、コミュニケーションツールとしての役割を果たしていることがわかるという。
続いて、ダーツにハマった理由を聞くと、「スポーツとして面白いと思ったから」(15.2%)が最多となり、2021年の第4位から第1位へと順位を上げた。
2023年の特徴として、第5位以降の「周りに褒められるのが気持ちよかったから」(9.9%)、「友人を増やせると思ったから」(8.9%)、「店員が熱心に教えてくれたから」(6.8%)にも幅広く票が集まり、それぞれが自分の楽しみ方でダーツに親しんでいる様子がうかがえる。
その上で「スポーツとして面白い」という声が最多回答となったのは今回が初めて。ダーツが自由な解釈で遊ばれるようになる一方で、手軽にできる運動として注目されていることが表れた結果となった。