夏まゆみ

モーニング娘。やAKB48、ジャニーズJr.など多くのアイドルグループの振付を手がけた夏まゆみが、がんのため6月21日に61歳で死去したことが発表された。

これは、3月に刊行された夏まゆみの著書「人はいつでも、誰だって『エース』になれる!心とからだが輝く72の言葉」を出版したビジネス社が公表したもの。遺族の意向で葬儀は近親者で執り行われ、8月下旬に都内でお別れの会を予定しているという。

夏はモーニング娘。「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」「恋愛レボリューション21」や長野オリンピック閉会式での公式テーマソングの振付などを担当。これまでに手がけたアーティストは300組以上で、ダンス指導は延べ200万人以上に上る。近年はダンス大会の審査員や、自身の経験を次世代に伝えるべく「若者応援72プロジェクト」も行っていた。

彼女の訃報を受け、つんく♂はブログを更新。「僕が急に振り付けを変えたいと言い出しても、どんな時も冷静に対処いただきました。思えば夏先生の寛大さに甘えてたのかもしれません」と彼女との思い出を振り返りつつ、「語ると思い出ばかりでキリがありませんが、今まで、本当にありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。心よりご冥福をお祈りいたします」と結んでいる。