RevComm(レブコム)は7月5日、「議事録作成に関するZ世代営業職の苦悩調査」を発表した。「MiiTel Meetings(ミーテルミーティング)」を提供する同社の調査は6月2~12日、オンライン会議の議事録作成を担当する「Z世代(22~26歳)」の営業職302人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「1日の中でオンライン会議の議事録作成業務にどのくらいの時間を使っていますか」と聞くと、「3時間以上」(6.0%)、「2~3時間未満」(12.9%)、「1~2時間未満」(21.2%)、「30分~1時間未満」(19.2%)、「30分未満」(31.8%)、「わからない/答えられない」(8.9%)となった。

  • 1日の中でオンライン会議の議事録作成業務にどのくらいの時間を使っています

また「オンライン会議の議事録作成業務において、大変だと感じること」を尋ねると、「スピードを求められる」(45.4%)、「正確さが求められる」(43.7%)、「簡潔さが求められる」(36.8%)、「必要な情報と不必要な情報の選別」(34.8%)、「議事録作成業務に時間がかかる」(34.1%)、「聞きとりにくいことがある」(29.5%)、「内容・専門用語への理解が必要」(21.9%)、「その他」(0.7%)、「特にない」(5.0%)、「わからない/答えられない」(2.3%)だった。

  • オンライン会議の議事録作成業務において、大変だと感じること

次に「オンライン会議の議事録作成業務に対し、不満を感じることがありますか」と聞いてみると、「よくある」(15.6%)、「たまにある」(45.0%)、「あまりない」(25.5%)、「まったくない」(7.9%)、「わからない/答えられない」(6.0%)という結果に。

  • オンライン会議の議事録作成業務に対し、不満を感じることがありますか

そして「よくある」「たまにある」と答えた回答者に「オンライン会議の議事録作成業務に対し不満を感じる理由」も尋ねたところ、「議論内容に集中できない」(53.0%)、「工数がかかり非効率的」(48.1%)、「コアな業務の時間が圧迫される」(31.7%)と続いた。

  • オンライン会議の議事録作成業務に対し不満を感じる理由

それ以外にも「議事録作成者がいつも限定される。全員同じ負担にならないのが不平等に感じる」「記録内容の取捨選択が面倒」「AIみたいなことを望むなら、録画すれば良いのにとは思う」などの不満の声が出ている。

さらに「オンライン会議の議事録作成業務が不要となった場合、特にどのような業務に時間を使いたいですか」とも聞いたところ、「商談や企画」(49.2%)、「資料の整理」(39.3%)、「マニュアル・フォーマットの作成」(36.6%)が上位を占めた。

  • オンライン会議の議事録作成業務が不要となった場合、特にどのような業務に時間を使いたいですか