常盤薬品工業はこのほど、メイクアップブランド「エクセル」秋の新商品発表会を開催。ゲストにヘア & メイクアップアーティストの岡田知子さんを迎え、最新トレンドメイクや新商品の魅力について発信しました。

リアルクローズシャドウの限定色、リップベルベティストの新色など、豊富なラインアップが発表された中で、特に注目したいのは、アイブロウアイテム。パーソナルカラー協会監修により開発したという4色展開が最大のポイントとなっているアイブロウ2商品を発売する狙いとはなんなのでしょうか。

  • 「エクセル」秋の新商品ラインアップ

■従来の"髪色に合わせた色選び"から"なりたい自分に合わせた色選び"へ

9月12日に発売となる「カラーエディットパウダーブロウ」(各1,595円)「カラーエディットスリムブロウ」(1,210円)は、パーソナルカラーでアイテムを選ぶという新しい選択方法を提案したいという想いで開発されたといいます。

色展開は共に、スプリングモカ、サマーネクター。オータムベージュ、ウィンターモーヴの4色展開。それぞれピンクやオレンジなどの色味を含みながら、やわらかな仕上がりになるニュアンスカラーに仕上がるのが特長となっています。

  • 9月12日に発売する「カラーエディットパウダーブロウ」(写真左)と「カラーエディットスリムブロウ」(写真右)

パーソナルカラー別の色展開と聞くと、自分のパーソナルカラーに合わせて選ぶものかと捉えがちですが、開発の意図は必ずしもそうではないようです。発表会に登壇したエクセル開発担当の中村友梨香氏は「『私はこのパーソナルカラーだから…』ととらわれることなく、自分の印象を変える手法のひとつとしてパーソナルカラーを活用してほしい」と語ります。

従来の眉メイクは髪色に合わせた色選びが主流でしたが、髪色に限らずその日の気分やなりたいイメージに合わせて、もっと自由に眉メイクを楽しんでほしいという想いが、今回のカラー展開につながったそう。なりたい自分に合わせて眉色選びをするという発想はなんだかわくわくしますね!

もし「自分のパーソナルカラー以外の色を使うことに不安を感じる…」という場合は、眉以外にもう1か所、パーソナルカラー以外の色を取り入れるのがおすすめと岡田氏は提案します。例えば眉にパープルを取り入れる際、ベース下地をピンク系にする、ネイルに薄いパープルなどを取り入れる…など他の箇所にも同系色を入れることで、全体として色のつながりを演出できるのでチャレンジしやすいそうです。

■ブラシも秀逸な「カラーエディットパウダーブロー」

濃淡4色パレットの「カラーエディットパウダーブロウ」(各1,595円)は、濃い色ほど密着が高くなっているといい、眉頭は薄めの色でふんわり仕上げ、眉尻は濃い色でしっかりキープするなど、なりたいイメージに合わせてアレンジしやすくなっているそうです。

  • 「カラーエディットパウダーブロー」左から、「EP01 スプリングモカ」「EP02 サマーネクター」「EP03 オータムベージュ」「EP04 ウィンターモーヴ」(各1,595円)

そしてこのニュアンスカラーを眉に乗せる上で大切になってくるのが「ブラシ」。本商品のような絶妙カラーの場合、粉が飛び散ってしまったり色の定着がしにくかったり…といった難しさがあるそうですが、「斜めカットの細ブラシはシャープで繊細なラインを描ける仕上がりに、反対側の太ブラシは色がふんわりのるよう毛量や毛幅を調整し、色がべたっと乗ることが無い仕上がりになっています」(中村氏)という言葉の通り、「付属のブラシが秀逸!」と岡田さんも高評価。

さらに岡田さんは、「カラーエディットパウダーブロウ」はアイブロウ以外にも活用できると続けます。涙袋や二重幅の延長、陰影、鼻先のシェーディングなど、「眉以外のメイクにも合わせ技で使えるところもすごく良いです。『影』に色を付けるのも最近のトレンドのひとつなので、このアイテムひとつでいろいろな楽しみ方ができるなと思いました」と解説しました。

確かにひとつのアイテムでいろんなパーツをメイクできるのはうれしいですし、顔全体の統一感も演出しやすくなりそうです。

■なじみのよい色味 & ふんわり仕上がる描きやすさの「カラーエディットスリムブロウ」

エクセルのペンシルブロウと言えば「パウダー & ペンシル アイブロウEX」(各1,595円)が大人気ですが、「カラーエディットスリムブロウ」(各1,210円)は機能をシンプル化することで価格を抑え、芯を極細にすることでシャープな眉を仕上げやすく、より手に取りやすいアイテムとなっているといいます。

  • 「カラーエディットスリムブロウ」左上から時計回りに、「EP01 スプリングモカ」「EP02 サマーネクター」「EP04 ウィンターモーヴ」「EP03 オータムベージュ」(各1,210円)

岡田さんはこちらの商品についても「全色なじみがよくて描きやすい!」と大絶賛。

「1.5mmの極細芯なのでシャープな細い線が描きやすいのはもちろんですが、パウダーを柔らかくかためたような芯になっているので、ペンシルでありながらふんわり仕上がる点がポイントです」と中村氏も続けました。

先の「カラーエディットスリムブロウ」と一緒に使う場合は、あえてそれぞれの色味を変えて使うことで立体感が生まれ、トレンド感を演出できるそうです。

■眉の垢抜けカラーで、なりたい顔を作り上げる

新たに発売となる2商品について中村氏は、「義務的作業になりがちな眉メイクですが、自分に似合う、印象を変えてくれる色を見つけて眉メイクを楽しんでほしい」と期待を込めました。

単品使いはもちろん、あわせ使いもおすすめだという「カラーエディットパウダーブロー」&「カラーエディットスリムブロウ」は、9月12日より全国のバラエティショップ、ドラッグストア、量販店 等に出荷されるほか、ブランドサイトでの購入が可能ということです。ぜひチェックしてみてくださいね。