■ホスト役で表現者として学んだ“見せ方”

――ファンの方の感想を見て印象に残っているのは。

笠原(秀幸)さん演じるGAKUや、ルイ、流星、今悩みとぶつかってるホストに、久美子さんがオーナーとして向き合って、どんどん信頼を深めながら、オーナーとしても人としても成長していく姿が魅力的だなとオンエアを見ていて思っていたのですが、視聴者の方も同じように思ってくださっていてうれしくなりました。

――苦戦したシーンは。

Masatoがファミレスで過去のことを久美子さんに話すシーンは、色々と説明するパートでもあったのでたくさんセリフ量もあって尺も長かったのですが、Masatoの心情に対してつらいなと思いながらお芝居をしていました。

――ホストを演じたことで、表現者として学んだこと、パフォーマーとして活かせるなと感じたことを教えてください。

ホストの方々は内面を大切にしつつ、ビジュアルや見え方にもこだわっているなと感じました。僕もライブやミュージックビデオでの見せ方にはすごくこだわっているので、勉強になりましたし、通ずるところがたくさんあるなと思いました。

――豊洲で番組イベントもありましたが、いかがでしたか。

ユキさんや翔平さんも、1つの作品でこれだけたくさんの方が集まってくれるイベントに参加したのは初めてだと仰っていたのですが、来れなかった方も含めるともっといらっしゃったと思うんですけど、こんなにたくさんの熱狂的な方たちがいらっしゃるんだなとリアルに感じられたことが、キャスト、スタッフ一同うれしかったことでした。共演者の皆さんと久しぶりに会えたこともうれしかったです。

■“オラ営”の無茶振りに大テレ「やばいんだけど!(笑)」

――最終話の台本を読んだときの感想、見どころを教えてください。

めちゃくちゃいい結末だと思いました。ユキさんもすごくいい、翔平さんもジーンと来ちゃったと言っていて。僕がすごく好きだと思った結末を皆さんも同じように思っていたことがうれしかったし、早く撮りたいなと思いました。

11話の最後にMasatoが久美子に語った言葉を、「また色恋営業なんじゃないか」と思った方もたくさんいらっしゃるはず。Masatoに色々と変化があったあとのあの言葉というところを踏まえて、本心なのか、色恋なのか、結ばれるのかどうかを見守ってほしいのと、久美子さんがずっと夢に見ていたコピーライターへの道を進んでいく中で、どんなラストを迎えるのかというところが見どころだと思います。

カンテレスタッフ:ではここでカンテレから……。記者を姫にたとえてMasatoお得意の“オラ営”をしてみてもらえませんか。

はっはっはっ(笑)。「いい記事書いてくれたら、今夜は一緒に過ごしてあげる」……やばいな。恥ずかしいんだけど! 何やらせるんですか!(笑)……「皆さんの夢に、今夜は出ていきたいと思います」……やばいんだけど!(笑)

――(笑)ありがとうございました!