ダンス＆ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が、18日にスタートするカンテレ・フジテレビ系ドラマ『ホスト相続しちゃいました』(毎週火曜23:00～)で演じるのは、超負けず嫌いで危険な香り漂う“オラオラ系男子”で、ホストクラブ「MAJEST」のナンバーワン・Masato。ビジュアルとともに出演が発表されると、SNSではファンを中心に「かっこいい」「通いたい」と話題を呼んだ。
今回は八木にナンバーワンホストの役作りや、共演者の桜井ユキ、三浦翔平、宮世琉弥の印象、そしてFANTASTICSの活動についても話を聞いた。
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FANTASTICSの八木勇征 撮影：泉山美代子
■“自分に自信を持つ”というマインドから役作り
――今回の出演が決定したときの心境を教えてください。
初めていただく役どころなので、僕にとって大きな経験になると感じました。そして、笑いあり感動ありの刺激的な作品に参加させていただけることがうれしいです。ホストのメンバーはバラエティに富んでいて、それぞれのキャストが作り上げてきたホストたちが集まったとき、とても鮮やかな画になるんだろうなと想像しています。一人ひとりにバックボーンや過去、秘めている思いがあって、そんなホストの苦悩に主人公の久美子さんが向き合っていくことで、久美子さんがどんどんオーナーにふさわしい女性になっていく姿も楽しみ。ドラマを通して、「ホストってこういう職業なんだ」ということも僕たちが伝えていけるんじゃないかなと思います。
――ナンバーワンホストのMasatoを演じるにあたり、どんな準備をしましたか。
自分に自信がないと他人から魅力的だと思っていただけないと考えて、“自分に自信を持つ”というMasatoのマインドから作り上げていきました。いきなり根拠のない自信を持つのではなく、誰よりもかっこいい自分でいるためにどれだけの努力が出来ているかが重要で、Masatoは「俺はこんなにやっているからお前らに負けるわけないじゃん、俺が一番でしょ」と思っているのではないかと。Masatoはそんな自分でいるために努力と呼ばれるものを努力と思わず当たり前にやっていると思うし、自分ともそんな部分でリンクさせたいと考えました。
――八木さんは自分に自信が持てるタイプですか。
皆が寝ている時間に早く起きて、トレーニングをしたりサウナに行ったりと、自分が常にベストな状態でいるために健康管理をしているので、そんな時間を過ごすことが自信に繋がっています。サウナはリフレッシュにもなるし、見た目にも変化が現れるし、良いことづくし。行くことがルーティンと化しています。もともとパーソナルトレーナーをしていたので、皆がストイックだと感じるトレーニングも、自分にとってはそう感じず取り組める利点もあるかもしれません。
■Masatoには家族思いな一面や照れ屋な部分も?
――お芝居でこだわっているポイントを教えてください。
“目”を大事にしています。ホストという職業は接客や会話、気遣いも大切ですが、「目で語りかけられるかどうか」がポイントだと感じたので、圧倒的に強い目を持つMasatoでいたいなと意識しています。
――Masatoのプロフィール紹介には「意外な一面も……?」という一文があり、どんな一面があるのか注目が集まっています。
第1話でも少し茶化しながら妹を心配するシーンがあって、家族思いな一面が表れています。照れ屋というか、そういう部分を表立って見せないだけで、本当は人間らしいキャラクターなんじゃないかなと。Masatoのそんな“意外な一面”は楽しみにしていてほしいポイントの1つでもあり、僕自身も楽しみにしています。
■宮世琉弥の前では頼れるお兄ちゃんに
――共演者の方の印象を教えてください。
桜井ユキさんと三浦翔平さんは、まさにテレビで見ていた方々なのですごく楽しみです。桜井さんはキャラクターへの理解が深くて、立ち振る舞いが僕のイメージしていた久美子さんそのもの。これからいろんなセリフをどう表現されていくのか、楽しみです。三浦さんは、役作りへの姿勢や取り組み方で勉強になる部分がたくさんあります。まだクランクインしていない段階から、監督さんへ「ここはこうしたら面白くなるんじゃないですかね」と提案していて、つまり撮影前から三浦さんの中で役や作品に確固たるイメージができているということなのですごいなと。本当にリスペクトしています。
宮世(琉弥)くんとは初共演ですが、共通の知り合いをきっかけに少し前から交流があって、僕は“りゅびたん”と呼んでいます。お芝居もそうですけど、一緒に過ごす現場の時間も楽しみですね。犬みたいですっごくかわいいんです。
――宮世さんとプライベートで交流があるんですか。
今は「早く一緒にごはん食べに行きたいね」と連絡を取り合っています。りゅびたんからは「勇征くん、筋トレ教えてください」と頼まれているので、僕としてはりゅびたんを“ムキムキマッチョッチョ”にしたいと思っているのですが……ファンの皆さんに「私のりゅびたんを返して!」って怒られてしまうかもしれません! (笑)
――(笑)。宮世さんに対しては、お兄ちゃんのような感覚でしょうか。
兄弟がいないので、弟がいたらこんな感じなのかなと。りゅびたんの前では頼れるお兄ちゃんを全力でしたいなと思っているのですが、今のところやれているんじゃないんですかね(笑)。
