UCC上島珈琲は6月29日、「丁寧な暮らしに関する調査」の結果を発表した。調査は4月28日〜5月1日、一都三県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)在住の20代~50代男女4,509名を対象にインターネットで行われた。

  • 「丁寧な暮らし」への憧れ

    「丁寧な暮らし」への憧れ

「丁寧な暮らし」に憧れるかどうかを聞いたところ、61.5%が「憧れている」(17.1%)、「どちらかと言えば憧れている」(44.4%)と回答。性年代別にみると、20代男性(69.8%)、30代女性(68.8%)、20代女性(66.2%)と、20~30代の若い世代において“丁寧な暮らし”への憧れが強いよう。

一方、実際に「丁寧な暮らしを実践したことがある」という人は30.6%。そのうち、4人に1人が「諦めている」ことが明らかに。やめた理由を聞くと、「暮らしに掛けられるお金が減った」(39.4%)、「手間が負担・面倒になった」(38.1%)が大きく、次いで「暮らしに掛けられる時間が減った」(31.9%)、「精神的余裕がなくなった・疲れた」(31.3%)と続いた。

  • 丁寧な暮らしで実践していること

    丁寧な暮らしで実践していること

次に、「丁寧な暮らし」とはどのような暮らしを指すのか、そのイメージについて聞いたところ、「丁寧な暮らし」実践者は「手間・時間をかける」(39.4%)こと、非実践者は手間・時間ではなく「自分のこだわりのものを選ぶ」(60.0%)ことであると認識していることが明らかに。「丁寧な暮らし」をする人にとっては、「手間と時間を掛けなければ手に入らないものだ」という考えが定着しているよう。

丁寧な暮らしで実践していることを聞くと、「食事はできるだけ手作りする」(61.3%)、「無添加・無農薬など体によい食べ物にこだわる」(46.3%)に次いで、約4割の方が「コーヒーの種類や淹れ方にこだわる」(39.4%)と回答した。