富士山の絶景に出会えることで人気の山梨県・河口湖。東京から高速バスでわずか2時間前後で、澄んだ空気と富士山のある雄大な風景の数々が楽しめます。

河口湖に出かけるなら、日本のシンボル・富士山をかたどったお土産を手に入れてはいかがでしょうか。河口湖の玄関口、富士急行線 河口湖駅構内の売店「Gateway Fujiyama」で買える富士山スイーツをセレクトしました。

フジヤマクッキー

  • フジヤマクッキー(3枚入り、各570円)

近年富士山麓のお土産として人気急上昇中なのが、その名も「フジヤマクッキー」。文字通り富士山をかたどったクッキーで、一度見たら忘れられないキュートなビジュアルが印象的です。

ただ、人気の理由は見た目の可愛らしさだけではありません。100%国産の小麦粉を使い、隠し味の蜂蜜やチーズも富士山麓産の素材を使用するなど、原料のひとつひとつを厳選。さらに、温度や湿度にもこだわりながら、富士山麓にある2つの工房で手間暇かけて1枚1枚手作りされています。

フレーバーは「バニラ」「紅茶」「ストロベリー」「抹茶」「ショコラ」の5種類。同じフレーバーのクッキーが3枚入った「3枚入り」は、プレーン、ナッツやドライフラワーなどのトッピングが施されたもの、雪に見立てたホワイトチョコレートがかかったもの、3種類がセットになっています。複数のフレーバーが揃うと見た目も華やかになるので、全種類買い揃えたくなるかもしれません。

華やかなベリーの香りが広がる「ストロベリー」は、口に運ぶと、ベリーの濃厚な味わいとしっとりした食感に驚かされるはず。「抹茶」も、風味豊かな抹茶の味わいがしっかりと感じられます。

「バニラ」はほかの2つのフレーバーに比べると、ややサクサクした軽い食感。いずれも素材の個性がしっかりと表現されていて、食べてみると可愛いだけじゃない人気の理由がよくわかりますよ。

富士山プレミアム頂上バーム バニラ

  • 富士山プレミアム頂上バーム バニラ(1,200円)

ホワイトチョコレートを雪に見立て、冠雪の富士山を模したユニークなバウムクーヘン。バウムクーヘン1個がまるごと富士山の形をしているのでインパクト抜群で、開封したら盛り上がること間違いありません。

封を開けると、卵と砂糖とバニラの香りがふわり。こんがりとした焼き色が食欲をそそります。

目の詰まった生地はほどよい硬さがあり、しっかりと焼き上げた本場ドイツのバウムクーヘンに近い食感。ミルキーな風味のやさしい甘さに心癒されます。チョコレートコーティング部分も思いのほか甘さ控えめで、見た目よりもあっさりとした後味が楽しめますよ。

温めるとできたての食感、冷蔵庫で冷やすとよりしっかりとした食感が味わえるので、お好みでアレンジを加えてもいいでしょう。

金多留満の富士山羊羹」

  • 富士山羊羹ハーフ 甲州もも(1,100円)

和菓子派におすすめしたい富士山スイーツが、1911年創業の和菓子専門店「金多留満(きんだるま)」の「富士山羊羹」。今回ご紹介する山梨限定の「甲州もも」のほかにも、抹茶やぶどうなど、さまざまなフレーバーの色とりどりの羊羹が販売されているので、どれにしようか迷ってしまいます。

羊羹をカットすると、その名の通り断面に美しい富士山のシルエットが出現。見た目からもとても繊細に作られていることがわかり、食べるのがもったいないほどです。

見た目の美しさもさることながら、生産者から直接買い付けた北海道帯広産の小豆を使用し、伏流水で何度も丁寧にさらした小豆を8時間かけて籠炊きにするなど、素材にも製法にもこだわっているので、味も折り紙付き。

白桃ペーストを使用した「甲州もも」は、食べると桃の芳醇な香りと味わいが口いっぱいに広がります。富士山部分は昔ながらの羊羹、周囲の桃部分はちょっぴり洋風のモダンな羊羹と、2種類の味わいが楽しめるのも魅力です。


見た目だけではなく、さまざまな趣向が凝らされた富士山スイーツ。家族へのお土産にしても、親しい人に差し上げても、食べる人をきっと笑顔にしてくれるはずです。

Information Gateway Fujiyama 河口湖駅
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津3641
営業時間:月~金曜日9~18時、土・祝日9~19時、日曜日8~19時 ※季節によって変動あり
定休日:7月~9月は無休、10月~6月は不定休