『ジョジョ』の最強スタンドランキングを紹介! 主人公&ラスボス別まとめも

荒木飛呂彦氏原作の『ジョジョの奇妙な冒険』は、シリーズ単行本累計発行部数が1億部を超えている大人気漫画です。世代交代を繰り返しながら進んでいくストーリーでは、「スタンド」と呼ばれる特殊能力を持ったキャラクターが多数登場します。

そこで今回は、マイナビニュース会員509人を対象に『ジョジョの奇妙な冒険』で最強だと思うスタンド使いについてアンケート調査をしました。

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『ジョジョ』の最強スタンド(キャラ)ランキング

1位 空条承太郎(くうじょう じょうたろう)(18.3%)
2位 DIO(ディオ)(12.1%)
3位 岸辺露伴(きしべ ろはん)(7.2%)
4位 ジョルノ・ジョバァーナ(5.9%)
5位 ジョセフ・ジョースター(4.9%)
6位 イギー(2.9%)
6位 東方定助(ひがしかた じょうすけ)(2.9%)
8位 ヴァニラ・アイス(2.3%)
9位 透明の赤ちゃん(2.0%)
9位 マライア(2.0%)
11位 ウェザー・リポート(1.6%)
11位 エンリコ・プッチ(1.6%)
11位 ディアボロ(1.6%)
11位 プロシュート(1.6%)
11位 東方仗助(ひがしかた じょうすけ)(1.6%)
16位 チョコラータ(1.3%)
16位 ジャン・ピエール・ポルナレフ(1.3%)
16位 ホル・ホース(1.3%)
16位 レオーネ・アバッキオ(1.3%)
16位 空条徐倫(くうじょう じょりーん)(1.3%)
21位 グイード・ミスタ(1.0%)
21位 カルネ(1.0%)
21位 ジャイロ・ツェペリ(1.0%)
21位 ジョニィ・ジョースター(1.0%)
21位 ペット・ショップ(1.0%)
21位 花京院典明(かきょういん のりあき)(1.0%)
21位 吉良吉影(きら よしかげ)(1.0%)
21位 山岸由花子(やまぎし ゆかこ)(1.0%)
21位 イルーゾォ(1.0%)
30位 ギアッチョ(0.7%)
30位 トリッシュ・ウナ(0.7%)
30位 パンナコッタ・フーゴ(0.7%)
30位 ミュッチャー・ミューラー(0.7%)
30位 リキエル(0.7%)
30位 虹村形兆(にじむら けいちょう)(0.7%)
36位 フー・ファイターズ (0.3%)
36位 ナランチャ・ギルガ 0.3%)
36位 ブローノ・ブチャラティ(0.3%)
36位 モハメド・アヴドゥル(0.3%)
36位 リゾット・ネエロ(0.3%)
36位 広瀬康一(ひろせ こういち)(0.3%)
36位 虹村億泰(にじむら おくやす)(0.3%)
36位 矢安宮重清(やんぐう しげきよ)(0.3%)
44位 エルメェス・コステロ(0.0%)
44位 ナルシソ・アナスイ(0.0%)
44位 ホルマジオ(0.0%)
44位 メローネ(0.0%)
44位 ファニー・ヴァレンタイン(0.0%)
44位 音石明(おといし あきら)(0.0%)
44位 セッコ(0.0%)

『ジョジョ』シリーズの最強スタンド一覧

ここからは、最強スタンド(キャラ)ランキング上位にランクインした20名について、キャラクターの概要やスタンド能力を紹介します。

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)

1位の空条承太郎は、主人公を務めた3部では高校生として、4部以降は海洋学者として度々登場する重要人物。祖父はジョセフ・ジョースター、娘は空条徐倫です。

スタンド「スタープラチナ」は破壊力、スピードともにトップクラスの超攻撃型。射程距離は2mほどと短いため基本的に承太郎の隣で行動しています。「オラオラオラオラ」という代表的なかけ声と共に放つラッシュ技の威力は凄まじく、多くの敵を再起不能に追い込みました。

それに加え、3部でDIOと戦った際に新たに時を止める能力を覚醒させています。高い分析力と冷静な性格も相まって、チート級のスタンド使いとなりました。

また、指を伸ばしてピンポイントに攻撃する流星指刺(スターフィンガー)や、超常的な動体視力で敵スタンドの姿を捉え正確にスケッチするなど、繊細な動作も可能です。

ユーザーコメント

・「持っている能力が優秀でとにかく強い」(50歳男性)
・「攻撃力が最強のうえ時間を止められるから」(49歳男性)
・「クールでクレバーな最強のキャラクターだと思う。時間停止の能力など、人間離れしている」(52歳男性)

DIO(ディオ)

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2位のDIOは、1部ではディオ・ブランドーという名で登場し、もう一人の主人公兼ラスボスを務めています。1部から約100年後が舞台となる3部では、宿敵であるジョースターの血筋を始末するために復活し、スタンド能力も習得しました。

スタンド「ザ・ワールド」は最大で9秒間、自分以外のすべての世界の時間を停止させられます。時間が止まっている間は、DIOだけが動くことが可能です。止められる時間は徐々に延びていたため、DIOは将来的にはもっと長く時を止められるようになると考え、この力を「世界を支配する」能力と表現していました。

スタンドは一般的に射程距離が短いとされている近距離パワータイプですが、「ザ・ワールド」の場合は10m程と他よりも長いです。そのため、中距離タイプのように、本体がいない場所にスタンドを出現させることも可能です。

ユーザーコメント

・「時間停止スタンドは最強だと思う」(44歳男性)
・「執念もスタンドも強い」(43歳男性)
・「ずっと強いイメージしかない」(50歳男性)

岸辺露伴(きしべ ろはん)

3位の岸部露伴は、作品にリアリティを追求する人気漫画家。金銭や名声には興味がなく、純粋に読者に楽しんで読んでもらうためだけに漫画づくりに没頭する情熱的な人物です。

スタンド「ヘブンズ・ドアー」は、対象者の経歴や人柄、スタンド能力、本音などありとあらゆる情報を書籍化する能力があります。対象者を本にするには、露伴の絵を相手に直接見せなくてはならず、なおかつ露伴と波長が合っていなくてはなりません。

本にした部分に岸部露伴が直接書き込んだ内容がその通りになるため、相手を自在に操ることもできます。

ユーザーコメント

・「スタンド能力が強い」(60歳男性)
・「人の顔を本のページにして、過去や本心を読み取るという発想が面白い」(55歳男性)
・「インテリジェンスとユーモアを兼ね揃えたナイスなキャラ」(53歳男性)

ジョルノ・ジョバァーナ

4位のジョルノ・ジョバァーナは、ジョースター家の宿敵・DIOの息子です。しかし、DIOがジョナサン・ジョースターの肉体を奪っていたために、ジョースター家の血を継ぎました。

スタンド「ゴールド・エクスペリエンス」は、触れた物体に生命を与えて、動植物を生み出す能力があります。生み出した動物は元の場所に帰巣する特性を持つため、索敵に利用可能です。また、物体から肉体の一部を生み出すことで、損傷個所の治療・再生に応用しています。

これだけでも充分使える能力ですが、スタンド能力を出現させる矢に貫かれたことでスタンドは「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」へと進化しました。

進化後は、敵の攻撃意志や動作をすべて「ゼロ」に戻す能力が新たに発現。この能力により、ジョルノへの攻撃はすべて無かったことになり、死んだことすらゼロに戻し「無限の死」を与えられるようになりました。敵のすべての攻撃を無効化するジョルノが相手では、どんなに強いスタンドで挑んでも意味がありません。

ユーザーコメント

・「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが強すぎる」(46歳男性)
・「触れたものに生命を与える能力とすべての物事を無かったことにする能力は最強でしょう!」(61歳男性)

ジョセフ・ジョースター

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5位のジョセフ・ジョースターは、第1部の主人公ジョナサン・ジョースターの孫です。3部以降はDIOの復活を機にスタンド能力に目覚め、戦闘時には吸血鬼を倒せる能力「波紋」と併用していました。

スタンド「ハーミットパープル」は、手から出したイバラのようなもので電化製品に触れると念写ができます。イバラを敵に巻き付けることも可能ですが、攻撃タイプのスタンドではないためパワーはありません。

スタンド能力を持つ歴代主人公の中では唯一、最後までスタンドが人型になりませんでした。また、ジョースター家の男は短命であると言われている中、例外的に長生きです。単純なスタンド能力では強くないものの、状況に合わせた的確な判断能力と相手の行動を先読みできる洞察力などを武器に、いくつもの死線を越えてきました。

ユーザーコメント

・「精神力が一番強そう」(47歳男性)
・「さまざまなキャラクターと比較してみても強いと思う」(44歳女性)

イギー

6位のイギーは、野良犬の王として君臨していたところを捕獲されたスタンド能力を持つ犬です。高い知能があり人間を小馬鹿にするような態度が目立ちますが、犬好きの子どものために戦ったり、仲間を庇ったりするなど正義感もあります。

スタンド「ザ・フール」は、砂を操る能力です。イギーは砂で作り出したスタンドを戦闘や防御に使用したり、滑空に利用したりします。スタンドは砂で出来ているため単純な打撃を無効化でき、破壊されてもイギーへのダメージはありません。

犬特有の嗅覚や聴覚と高い知能を活かした、人間にも劣らない戦闘力があります。

ユーザーコメント

・「親しみが持てる」(36歳男性)
・「キザな部分がとても良い」(44歳男性)

東方定助(ひがしかた じょうすけ)

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同率で6位の東方定助は、記憶喪失の状態で杜王町の「壁の目」に埋まっていた人物。自分の名前も覚えていなかったため、身元を引き受けた東方家の姓に名前を付けた仮名です。

スタンド「ソフト&ウェット」は、シャボン玉を生み出す能力があります。シャボン玉は割れると触れていた対象から「何か」を奪うことができ、定助はこの能力で摩擦や音、視力などを奪っていました。

また、新たに発現した「ソフト&ウェット ゴー・ビヨンド」では、爆発的な回転だけが存在するしゃぼん玉を生み出しています。回転以外は存在しないため、物理的な条件を超えることが可能。「この世の条理やあらゆるものを貫通して越える」という最強のシャボン玉です。

ただし、存在しないが故に定助本人も正確なコントロールが不可能です。

ユーザーコメント

・「強くてカッコ良くて頼りがいがある」(男性39歳)
・「正当な後継者だと思う」(55歳男性)

ヴァニラ・アイス

8位のヴァニラ・アイスは、DIOの側近を務める人物です。忠誠心が強く、DIOのためなら死も厭いません。

スタンド「クリーム」は、対象を飲み込み粉みじんにする能力があります。クリームの口の中は暗黒空間につながっており、スタンド自身を口に入れれば姿を完全に消すことも可能です。

ただし、自身が暗黒空間にいる時、外の情報は一切遮断されるため敵の位置を確認するには外に出る必要があります。

ユーザーコメント

・「動きが速くて強い」(66歳男性)
・「活躍ぶりから強いと感じる」(27歳男性)

透明の赤ちゃん

9位の透明の赤ちゃんは、姿が全く見えない女の赤ん坊。透明で見えないため、視認するには化粧やサングラスなどの装飾が必要です。

スタンド「アクトン・ベイビー」は、本体と周囲を透明にする能力があります。本体の赤ん坊はスタンド能力をコントロールできません。そのため、ストレスがかかると透明化する範囲は拡大します。

また、通常時であれば装飾品や乳母車は視認できますが、ストレス状態の時にはそれらも完全に透明になるため、姿を見失ってしまうと発見するのは非常に困難です。成長し能力の制御が可能になれば、とても厄介なスタンド使いになるといえるでしょう。

ユーザーコメント

・「不思議だけどかわいらしいキャラクター」(34歳女性)
・「赤ん坊でなかったらかなり強い」(49歳男性)

マライア

9位のマライアは、DIOによって集められたエジプト9栄神の1人です。

スタンド「バステト女神」は設置型で、コンセントのような見た目をしています。好奇心から思わず触れたくなるような不自然な場所に出現し、触れたものに磁力を付与することが可能です。

磁気は時間経過とともに強くなり、金属が飛んできたり、機械が誤作動を起こし始めたりします。スタンド自体に戦闘力は無く、攻撃を担当するのは本体のマライアです。磁力が強くなれば本体が攻撃せずとも、集まってきた金属製の物体で対象者を圧死させることも可能です。

ユーザーコメント

・「次元を超えた強さを持っている」(35歳男性)
・「元気さとハツラツな感じが良い」(39歳女性)

ウェザー・リポート

11位のウェザー・リポートは、記憶を失った寡黙な人物です。名前も覚えていないためスタンドと同じ名前を名乗っていますが、物語終盤には記憶を取り戻し、本来のスタンド能力を目覚めさせました。

スタンド「ウェザー・リポート」は、天候を自由に操る能力があります。至近距離であれば、パンチに強烈な風圧を乗せたり、雨や雷を正確な位置に出現させたりすることも可能です。

記憶を取り戻してからは、本来のスタンド能力「ヘビー・ウェザー」で、サブリミナル効果を持つ虹を発現させました。この虹を見た生物は徐々に肉体がカタツムリ化してしまいます。虹を見なくてもカタツムリに触れると同じように肉体が変化してしまうため、人から人へと効果がうつっていき、その射程距離は無限です。

生物のカタツムリ化はウェザーにも止められず、ウェザーが死ぬ以外の解除方法はありません。

ウェザーの死後、彼のスタンド能力を受け継いだエンポリオは新たに、酸素を大量に集め猛毒を作る能力を目覚めさせました。ウェザーがこの能力を使えなかったのは、知識量の差が原因と推察できます。

ユーザーコメント

・「芯があってカッコいい」(30歳男性)

エンリコ・プッチ

同率で11位のエンリコ・プッチは聖職者でありながら、目的達成のためなら他人の犠牲も厭わない人物です。どんな手段を使おうとも、「自分の行いは正しい」と信じきっているため、ウェザー・リポートからは「自分が悪だと気づいていないもっともドス黒い悪」と言われました。

スタンド「ホワイトスネイク」は、相手の記憶とスタンド能力をディスクにして抜き出す能力です。記憶のディスクは誰でも読み取ることが可能です。スタンドのディスクは、適応すれば他人のスタンドでも使えるようになります。

ホワイトスネイクは、DIOの骨から生まれた緑色の赤ちゃんと融合し、新たに「C-MOON」というスタンドに進化しました。C-MOONは、プッチを中心に重力を逆転させる能力があります。さらに、C-MOONは「メイド・イン・ヘブン」というスタンドに最終進化し、時を加速させる能力を目覚めさせました。

ユーザーコメント

・「時に関連するスタンドは最強だと思う」(33歳男性)

ディアボロ

同率で11位のディアボロは、イタリアの巨大ギャング組織「パッショーネ」のボスです。非常に用心深く冷酷な性格で、組織内でもボスの素顔を知る者はいません。

スタンド「キング・クリムゾン」は、額にある「エピタフ」と呼ばれるもう一つの顔で十数秒先の未来を予見し、そこまでの過程を「消し飛ばし」て結果だけを残す能力があります。消し飛ばした時間に何が起きていたか把握できるのはディアボロのみです。

時間を消し飛ばされると、例えば読書をしていても「どこまで読んでいたのか」が本人すらわからなくなります。ディアボロ以外の人間には、どのような過程を経て現状の結果に至っているのか理解できず混乱状態に陥るため、スキを狙い死角から不意打ち攻撃も可能になります。

ユーザーコメント

・「スタープラチナのような時間を止める能力よりも、十数秒の間時間を消し飛ばす能力の方が攻撃能力として効果的だと感じる。相手からしたら行動を起こそうと思った瞬間に行動が終了しているわけで、ディアボロはこの間にやりたい放題の攻撃ができる。基本的には無敵だと思う」(60歳男性)

プロシュート

同率で11位のプロシュートは、ディアボロ率いる「パッショーネ」の精鋭たちが集められた暗殺者チームの1人です。弟分のペッシと共に行動しています。

スタンド「ザ・グレイトフル・デッド」は、動植物を老化させるガスを放出する能力です。ガスを吸った時点で加齢が早まり老けていくため、その時の姿のまま老衰する不思議な現象が起こります。

体温が高い者ほど老化が早く進むので、老化の進行を遅らせるには、氷で体を冷やして体温を下げることが有効です。

ユーザーコメント

・「不思議な世界観で物語が盛り上がる」(36歳男性)

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)

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同率で11位の東方仗助は、ジョセフ・ジョースターと不倫相手・東方朋子との間に生まれました。リーゼントヘアで不良のような外見をしていますが、人当たりが良く茶目っ気もある明るい性格は、若い頃のジョセフによく似ています。

スタンド「クレイジー・ダイヤモンド」は、損傷した肉体を治したり壊れた物体を元の状態に戻したりする能力があり、空条承太郎はこの能力を「この世のどんなことよりもやさしい」と表現しました。能力は単なる修繕・治癒にとどまらず、応用すれば敵の肉体と岩を同時に破壊した後に2つを一体化させて元の岩の形に「直し」て岩人間を形成することもできます。

戦闘特化タイプの能力ではないものの、破壊力とスピードはトップクラスのパワー型スタンドです。

ユーザーコメント

・「とにかく強い! 最強だと思う」(47歳男性)

チョコラータ

16位のチョコラータは、人の死や痛みを観察するために医療の道を進んだ元医者で、現在はギャング組織「パッショーネ」でボス直属の親衛隊に配属される構成員です。組織に加入する前は、嘘の診断で健康な人の手術をしたり、わざと麻酔を弱くして患者を手術中に目覚めさせたりしていました。

スタンド「グリーン・ディ」は、異常なスピードで繁殖する殺人級のカビを散布する能力があります。カビは広範囲に無差別に散布され、カビによる死体を追加起点とし、さらに散布距離を広げていく致死率の高い危険なスタンドです。

その能力とは別に、自身の肉体の切断面をカビで包んで止血し、自由自在に動かすこともできます。これは医学に精通し、医者時代の人体実験による知識が豊富なチョコラータだからこそ実現した独自の応用技といえるでしょう。

ユーザーコメント

・「最低のゲスであり、類をみない極悪な性格」(59歳男性)

ジャン・ピエール・ポルナレフ

同率で16位のジャン・ピエール・ポルナレフは、最初はDIOからの刺客として承太郎たちの前に立ちはだかりましたが、のちに仲間となり3部以降にも登場する重要人物です。

スタンド「シルバーチャリオッツ」は、銀の甲冑を身に纏い刀身の細い鋭い剣で戦います。素早いスピードを活かした卓越した剣術を得意としており、甲冑を脱ぐとさらにスピードアップしその動きは目で追えないほどです。

スタンドの矢によって進化すると、他者の精神を支配し操作する能力が目覚め、精神の入れ替えや肉体の変形が可能になりました。これは生物の歴史がすべて変わってしまう異次元の能力といえます。

ホル・ホース

同率で16位のホル・ホースは、DIO配下のスタンド使いで、エンヤ婆が手配した刺客の1人です。

スタンド「エンペラー」は拳銃型で、銃弾の軌道を自在に操る能力があります。ホル・ホースが視認できる範囲内であれば、どんな軌道を描くことも可能です。しかし銃撃に特化したスタンドなので防御力や戦闘力は低め。

ホル・ホースはこの欠点を理解しており、単独ではなくバディを組んだときこそ本当の実力を発揮できると認めています。

ユーザーコメント

・「『一番よりNo.2』これがホル・ホースの人生哲学 モンクあっか、と啖呵を切るところが、いつ見てもたまらなくカッコいいと感じる」(61歳男性)

レオーネ・アバッキオ

同率で16位のレオーネ・アバッキオは、ジョルノ・ジョバァーナが所属するブチャラティチームの一員です。ギャング組織「パッショーネ」に在籍していますが、元々は警察官でした。

スタンド「ムーディ・ブルース」は、その場で過去に起きたことを再生する能力があります。スタンドは、当事者の姿に変身しビデオのリプレイのように過去の再現が可能です。

ただし再現できる対象は一度のリプレイで1つのみのため、再現してほしい時間と対象者を指定して能力を発動させます。リプレイ中は再現以外の行動は取れず、無防備になるのが欠点です。

攻撃力はなく情報収集に特化したスタンドですが、ユーモアが感じられる能力を保持しています。

ユーザーコメント

・「独特性があって面白いと感じた」(43歳男性)

空条徐倫(くうじょう じょりーん)

同率で16位の空条徐倫は、3部の主人公・空条承太郎の娘です。冤罪で刑務所に収容中にスタンド能力が発現しました。

スタンド「ストーン・フリー」は、糸を操る能力があります。糸は徐倫の肉体から創られているため、無限に出せるわけではありません。

細い糸の耐久性は低いものの、離れた場所でも偵察が可能で、糸を太くすれば強度は上がりますが、当然射程距離は短くなります。糸を集めて固めることも可能です。糸は音を通すため盗聴や通信機としても利用できます。

どれだけ追い込まれようとも絶対に折れない不屈の精神も、スタンドを強くする要因の一つになっているのでしょう。

ユーザーコメント

・「精神的強さがある。承太郎の血を継いでいるだけあり、簡単には引かない」(32歳男性)

『ジョジョ』の歴代最強の主人公

『ジョジョ』シリーズの歴代の主人公は、名前の愛称が「ジョジョ」になるという特徴があります。例えば、今回のランキング1位の空条承太郎は「条承」が「じょうじょう」と読めるため、そこから派生して「ジョジョ」と呼ばれています。

そんな歴代の「ジョジョ」たちに限った最強ランキングを、今回のランキングをもとに作成してみました(※スタンド使いではない1部主人公のジョナサン・ジョースターを除く)。

1位は本記事のランキングでもトップだった空条承太郎でした。「時を止める」という最強の能力と全スタンドの中でもトップクラスのパワーとスピードを誇るスタンドだけに、納得の結果と言えるのではないでしょうか。

『ジョジョ』の歴代最強のラスボス

『ジョジョ』シリーズは、すべての部においてラスボス的な立ち位置の敵キャラがいる点も特徴です。どのキャラクターも優れた能力を有しており、ジョジョやその仲間が力を合わせて戦っても一筋縄ではいかない強者ばかりです。

そんな歴代の「ラスボス」たちに限った最強ランキングを、今回のランキングをもとに作成してみました(※スタンド使いではないラスボスは含まない)。

1位は1部と3部でジョジョの前に立ちはだかった宿敵・DIOでした。1部では吸血鬼としてジョナサン・ジョースターと幾度となく対峙し、3部ではそのジョナサンの体を乗っ取り、空条承太郎と死闘を繰り広げました。

そんなDIOのスタンド能力「ザ・ワールド」は、承太郎同様に「時を止める」ことが可能なスタンドです。最大で9秒間、自分以外のすべての世界の時間を停止させられますし、吸血鬼の肉体は太陽の光にこそ弱いものの「不死身」で「不老不死」です。まさに「最強」の称号にふさわしいスペックと言えるでしょう。

『ジョジョ』最強のキャラクター・カーズとは

「スタンドを使うラスボス」という括りからはもれてしまいましたが、『ジョジョ』に登場するキャラクターの中でも最強クラスの一角に入ることが間違いないのが2部のラスボス・カーズです。

「柱の男」と呼ばれる超生物のリーダー的存在であるカーズは、「輝彩滑刀」と呼ばれる光の流法(モード)を用いて戦います。「輝彩滑刀」は腕や脚から光り輝く刃を出現させることができ、触れたものを鋭く切断していきます。

これだけでも十分に強いのですが、エイジャの赤石と呼ばれるパワーストーンの力を得ることで、弱点である太陽の光を克服した恐るべき「究極生命体(アルティミット・シイング)」へと進化します。

肉体はどんな傷も短時間で修復できるため殺すことができず、細胞レベルで肉体を組み替えて地球上のあらゆる生物の能力を再現可能。例えば、急速に大きな翼をはやし、その翼の羽を飛ばしてピラニアに変えるといった離れ業もやってのけます。

さらにIQは人間の域をはるかに上回る400を誇るうえ、かつて自分たちを脅かした波紋をも習得。ジョセフの数百倍もの威力の波紋を練ることができるようになりました。

まさに人間を超越した究極生命体のカーズでしたが、火山の噴火エネルギーによって宇宙空間へと飛ばされてしまいます。地球に帰還することも死ぬこともできないカーズは、鉱物と生物の中間の存在として宇宙を漂うはめになりました。

『ジョジョ』のスタンド能力とは

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』における「スタンド」とは「超能力の概念を具現化し、目に見える形で表現したもの」と考えるとわかりやすいでしょう。

スタンドを使う本人の近くに立ち現れる姿は背後霊をイメージさせます。スタンドと呼ばれる理由は部ごとに微妙に異なりますが、初登場した3部では「本人の傍に立つ」からスタンド(stand)と説明されています。

スタンドには以下のような共通したルールがあります。

• スタンドの姿は原則、スタンド使いでなければ見ることができない
• スタンドはスタンドでしか倒すことができない
• スタンドにはその持ち主である「本体」がいる
• スタンドは原則、1人につき1能力である
• スタンド使いはスタンド使いとひかれあう
• スタンドのパワーと射程距離は基本的に反比例している。本体からの射程距離が短い近距離型はパワーやスピードに優れ、射程距離が長い遠隔操作型はパワーやスピードが落ちる
• スタンドと本体のダメージは連動しており、スタンドがダメージを負えば本体も傷つく
• スタンドの本体が死んだり気絶したりすれば、スタンドは消滅することが多い

スタンド使い同士の戦いには、相性やそのときの状況が大きく関係してきます。例えば、剣使いのポルナレフと銃使いのホル・ホースは、一般的には射程距離が長いホル・ホースの方が有利でしょう。一方で、剣が届くぐらいの近距離での闘いは、圧倒的なスピードを誇るシルバーチャリオッツの独壇場です。

個性豊かなスタンド能力や、そのスタンドを扱うクセの強いキャラクターたちは、『ジョジョ』シリーズの魅力の一つと言えるでしょう。

『ジョジョ』の最強のスタンドや主人公をランキングで紹介しました

『ジョジョの奇妙な冒険』では、思わず匙を投げたくなるような強敵が大勢登場しますが、どのシリーズでも主人公たちは決して諦めずに立ち向かいます。新たな能力の開花や、機転を利かせたどんでん返しのあるバトルからは目が離せません。

能力の使い方次第では、まだまだ可能性を秘めているスタンドもいるでしょう。最強は誰なのか考えながら作品を読み返してみると、新たな発見があるかもしれません。

調査時期: 2023年6月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計509人(男性: 377人、女性: 132人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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