クレアスライフは6月21日、「一人暮らし女性のマンション選び」に関する調査結果を発表した。調査は4月20日~5月7日、同社運営の都内マンションに住む20代~50代以上の独身女性305名を対象にインターネットで行われた。

  • 東京で一人暮らしするなら住みたいエリアは?

    東京で一人暮らしするなら住みたいエリアは?

東京において単身で住替えする場合(広さは同じ場合)に、どのエリアに住みたいかを質問したところ、「渋谷・恵比寿・代官山エリア」(17.4%)が1位に。2位の「四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋エリア」(9.5%)に10ポイント近い差をつけてトップとなった。

年代別では、20代~40代までは「渋谷・恵比寿・代官山エリア」がトップだが、50代以上になると「四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋エリア」を好む女性が多いよう。また、「目黒・白金・五反田エリア」は20代・30代、「六本木・麻布・広尾エリア」は30代・40代から人気を集めるなど、年齢によって住みたい街の傾向に違いが見られた。

  • 自宅から職場までの通勤について

    自宅から職場までの通勤について

次に、「自宅から職場までの通勤時間は、どれくらいが許容範囲ですか?」と尋ねたところ、「30分以内」が圧倒的に多く40.3%。次いで「45分以内」(22.3%)、「1時間以内」(19.3%)と続き、乗り換えについては、8割超が「乗り換えなし」(47.2%)あるいは「1回」(35.4%)と回答。

また、自宅から最寄り駅まで徒歩何分以内が理想かを聞くと、「徒歩10分以内」(35.7%)が最も多く、次いで「徒歩8分以内」(27.2%)という結果に。「徒歩3分以内」は5.2%と、極端な駅近物件を求める女性は少ないものの、98%の女性が「徒歩15分以内」が許容範囲であることが分かった。

  • マンション選びの際に立地で何を優先するか

    マンション選びの際に立地で何を優先するか

次に、防犯面で気になるマンションの階数について質問したところ、10階建てのマンションの場合、「高層階(6~9階)」(52.1%)を選ぶ人が半数を超える結果に。「高層階(6~9階)」や「最上階(10階)」(12.5%)と答えた女性に、「他の階よりもどれくらい賃料がアップしても構いませんか?」と聞くと、8割近くが「構わない」と回答した。

最後に、マンション選びの際に立地で何を優先するのかを教えてもらったところ、「治安の良さ」(81.0%)や「コンビニ・スーパーの近さ」(76.4%)に回答が集中。次いで「周辺の道の明るさ」(31.1%)、「災害リスクの低さ」「周辺の静家さ」(ともに21.6%)と続いた。