令和トラベル研究所は6月19日、「2023年夏休み海外旅行の回復予測」を発表した。2023年の夏休み期間(7月~9月)に、海外に出国する日本人の渡航者数の予測値や夏休み旅行予約ランキングをまとめたほか、この夏の海外旅行の意向についても調査した。
調査の結果、夏休み期間の日本人出国者数は2019年度比で約50%、前年の2.5倍程度の水準まで回復すると予測している。
次に、海外旅行予約アプリ「NEWT」夏休み旅行予約ランキングをみると(算出日6月9日)、1位「ソウル(韓国)」、2位「バンコク(タイ)」、3位「ホノルル(ハワイ)」、4位「セブ(フィリピン)」、5位「台北(台湾)」と、従来日本人に人気の高い国が上位にランクイン。4位以降では、主に安近短(費用が安く、距離が近く、日程が短いこと)で気軽に楽しめる旅行先が人気を集めたという。
さらに、この夏休みの海外旅行動向について、「NEWT」のTwitter、Instagramアカウントでアンケート調査を実施(6月9日~11日、有効回答879人)。それによると、この夏、海外旅行に行く予定がある人は32%で、検討中の21%を合わせると、半数以上の53%が海外旅行を視野に入れていることがわかった。
1人あたりの予算感については、「10万円未満」が39%、「10万~20万円未満」が36%、「20万~30万円未満」が11%、「30万円以上」が14%と、昨年同様20万円未満での旅行を検討している人が大半を占めた。