JR西日本は19日、中国電力とJR西日本専用の太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギー由来電力(再エネ電力)の供給を受けるオフサイトPPA(電力購入契約)を6月19日に締結したと発表した。

  • JR西日本が新幹線への再生可能エネルギー由来電力導入を発表

環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン 2050」の目標達成(2050年にJR西日本グループ全体のCO2排出量「実質ゼロ」)に向けた取組みのひとつとされ、2027年度末までにJR西日本が運行する新幹線の列車運転用電力全体の約10%を再エネ電力化するという。

2023年7月から順次開発・供給を開始。供給対象場所は岡山県・広島県・山口県の新幹線用変電所。段階的に拡大し、2027年度末までにJR西日本の新幹線運転用電力の10%規模とすることで、年間約6万1,000t(約2万世帯分)のCO2排出量削減を予定している。